学校日記

イタチ

公開日
2020/10/21
更新日
2020/10/21

校長室の窓 R2

 最近クマの出没が多く、先日は商業施設や学校の敷地内にも現れ、大騒ぎになったということです。大東市では、さすがにクマが出ることはないでしょうが、イノシシや猿、タヌキなどは、山が近いところでは見かけることもあります。
 実は諸福中学校の近辺で、イタチを見ました。私だけでなく、学校警備の方も本校の職員玄関付近で見たそうです。私が見かけたときは、最初「あ、猫だ」と思いましたが、小さな頭、細長い胴、そして立派なしっぽから「イタチだ」と分かりました。あれだけ間近でイタチを見るのは初めてで、ちょっとテンションが上がってしまいました。色は明るい茶。滑らかな動きで低い柵を越えて路地に消えていきました。
 まだまだ自然が残っているのかなと思いましたが、もしかしたら各地で出没しているクマと同じように、エサが不足しているのかもしれないと思いなおしました。街なかで野生の動物と人間が共存していくのはなかなか難しいものです。イタチは害獣としての面もあるので気楽に触れ合うというわけにはいかないのですが、あの愛らしい姿を見ると、思わず無事を祈ってしまいます。

 連日写真でお伝えしている通り、「欅祭」の取り組みが進んでいます。時間を区切って活動していても、つい熱が入って下校途中で話が弾み、帰りが遅くなることもあるそうです。日没がずいぶん早くなりました。活動が終わればまっすぐ帰宅するよう指導していますが、ご家庭でも登下校に関しては注意をお願いします。