学校日記

始業式

公開日
2020/08/20
更新日
2020/08/20

校長室の窓 R2

 本日、二学期の始業式を放送で行いました。その際に式辞として話したことを以下にあげておきます。

 短い夏休みも終わり、本日より二学期が始まります。
 これまで繰り返し言われたように、今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、例年とは全く異なった状況になっています。いつもなら35日以上あるはずの夏休みも、半分近くの19日間となりました。ただし、この19日間というのは、大阪府下では最も長い夏休みだそうです。さて、この夏休み、皆さんはどのように過ごしたでしょうか。一学期の終業式、私が放送で話したことを覚えていますか。
「夏休みを使って、心身ともにリフレッシュを図りましょう。ただし、積極的な疲労回復法で。」でしたね。部活動を頑張れましたか。読書はしましたか。のんびりと過ごす時間を楽しめましたか。出された課題は、当然完成していますよね。
 先生たちは、夏休みといえども勤務をしなければいけません。部活指導や、二学期の授業準備など、やるべきことはたくさんあります。それでも授業のある学期中の毎日に比べれば、少し時間に余裕が出ます。普段できない家庭の用事を済ませたり、ゆっくり我が子と過ごしたり、また、趣味の時間を楽しめたという方もいました。中には、ごろごろしているうちに終わってしまったという人もいましたが。私自身はあまり出かけることもなく、予想通り、本を読んだり、借りた映画を見たり、我が家の2匹の老猫(年寄り猫のことです)と過ごしたりしていました。皆さんの19日間はどうでしたか。
 今日は残念ながら、皆さんを前に、直接顔を見ながら話すことはできませんが、きっと充実した休みを経て、元気に登校してくれたことと思います。
 二学期は、新型コロナの関係で、例年以上に中身の濃い学期になります。まずは何よりも健康が大切です。自己の免疫力の高さが感染防止につながります。もう一つ、「できないこと」を数えるのではなく、この状況下でも「できること」は何かを考えましょう。頭の中が固くなってしまった私たち大人よりも、柔軟な考え方のできる若い皆さんこそ、それができると思います。
 何事にも前向きに取り組める、そんな二学期になることを祈っています。


 相変わらず新型コロナウイルス感染症による混乱した状況に収束の兆しはうかがえません。我慢強く感染予防を続けるしか方法はないようです。まだまだ暑さも厳しい中、熱中症対策にも気が抜けない毎日ですが、学校と家庭が一丸となって、この難局を乗り越えたいと思っています。二学期も、どうぞよろしくお願いいたします。