秋冷
- 公開日
- 2020/10/19
- 更新日
- 2020/10/19
校長室の窓 R2
10月も半ばを過ぎ、秋冷の言葉通り、ずいぶん寒さを感じるようになりました。この数年、猛暑の後、一足飛びに冬を迎えてしまうことが多く、紅葉の秋を楽しむ暇もありませんでしたが、さて今年はどうでしょう。
昨年度の「校長室の窓」を見直してみると、正倉院展を訪れたことが記されていました。あの頃は、まさか新型コロナによって、このような状態になるなどとは思いもよりませんでした。「一寸先は闇」とはよく言ったものです。この状態ではなかなか「芸術の秋」を謳って人の集まる場所に出歩くわけにはいきません。自然、「読書の秋」ということになります。
今回読んだのは、万城目学さんの『パーマネント神喜劇』という、神様を題材にしたコメディータッチの読みやすい本です。新型コロナがはびこっている現状、神頼みしてでも収束を願いたい今、こんな身近な神様がいたらと思ってしまいます。気楽に読めるものなので、おすすめです。秋の夜長、本と親しむのもいいものですよ。
本日より「欅祭」の取り組みが始まりました。大きな行事も「体育大会」「修学旅行」を終えて、いよいよ後半戦です。体調に気をつけて素晴らしいものになるよう願っています。