登校日の合間に
- 公開日
- 2020/05/15
- 更新日
- 2020/05/15
校長室の窓 R2
二日間の登校日を終えて、本日は準備の一日です。午前中、次週の登校日に関連する課題や配布物の準備、使用教室の整備などを各学年で行いました。午後は有志の先生が集まって、本校中庭にある畑の整備作業を行いました。この畑は、昨年度まで本校で技術の教科を担当していた先生が、授業の一環として作ったものです。イチゴ、さとうきび、稲など、他ではあまり見られない植物を栽培していますが、その中でもパイナップルを育てることも試みられていました。今年度になって、コロナウイルスの関係もあり、全く手付かずの状態になってしまい、畑は荒れるがままとなっていました。栽培していた学年の先生たちが中心となって「とりあえず整備して様子を見てみよう」ということになり、登校日合間の今日、作業することになったのです。発起人の一人、佐伯先生の指示の下、十人以上の先生が、本格的ないでたちで、丈高く伸びている雑草と格闘していました。枯れずに踏ん張っている部分が元気を取り戻してくれるよう、水撒きをして本日の作業終了です。とても厳しい状態ですが、今後の復活が楽しみでもあります。
何よりも、こういった声かけに学年を越えて反応し、仲良く楽しそうに身体を動かしている先生たちの姿が嬉しく、また頼もしく感じます。こんな様子を生徒に見せることができれば、それだけで「教育」だと言えます。
コロナで大変な状況ではありますが、諸福中学校は乗り越えていけそうな気がするひと時でした。