視覚障がい者理解教育 3年生
- 公開日
- 2021/09/15
- 更新日
- 2021/09/15
全校
9月15日(水)、今日はNPO法人日本福祉学習センター理事長の雑賀利幸先生をお招きして、3年生の児童を対象に視覚障がい者理解教育の講演会を行いました。
雑賀先生は中学・高校時代に失明されましたが、スポーツをはじめ様々なことに挑戦、学習を続けられ、現在高校や専門学校でも福祉について教えられています。また、東大阪市を中心に小中学校、高校でもご講演を続けておられます。
ユーモアたっぷりに、ご自身の体験を通しながら視覚障がいのある人の日常生活や介助の仕方などをわかりやすく教えていただきました。
今回は特に子どもたちもアイマスクをつけて、いろいろな体験をさせてもらいました。写真は、硬貨の種類を手で触って見分ける方法や飲み物を注いで満杯になる前に音で知らせる道具などの体験の様子です。
体験やお話の途中では、子どもたちからの質問にもどんどん答えていただきました。この学習を通して、相手の立場になって、想像力を働かせて考えることの大切さや、たとえハンディキャップがあったとしても様々な工夫や互いに助け合って乗り越えていけることなどを学ぶことができました。
教室への送り迎えにも代表のお友だちが雑賀先生を誘導していきましたが、とても上手でした。子どもたちにとって大切な経験になったと思います。