平成22年度学校経営の基本姿勢と基本方針
- 公開日
- 2010/05/05
- 更新日
- 2010/05/05
校長室から
平成22年度の深野中学校の取組みについてお知らせします。
1.学校経営の基本姿勢
校訓「知性 創造 錬磨 友愛」を基本理念とし、一人ひとりの生徒の 「確かな学力」「豊かな学力」「健やかな体」を育むことにより、生徒が 自らの可能性を最大限に伸長することができる教育実践に努めるとともに、 保護者・地域社会から信頼される学校をめざす。
2.学校教育目標
「よく見つめ、よく考え、健康で実行力のある生徒の育成」
<めざす生徒像>
○ 基礎的な学力を身につけた生徒 ○ 自ら考え、意欲のある生徒
○ たゆまぬ努力を重ねる生徒 ○ 励まし合い、支え合う生徒
あらゆる教育活動の場面で、「(他の人の話を)よく聴くこと」、
「(物事の本質を)よく見つめること」、「(他者に左右されること
なく、自分で)よく考えること」、そして「健康で実行力のある生徒」
を育てることができるよう全教職員で取り組んでいきます。
3.本年度の取組みの基本方針
上記のような、学校教育目標やめざす生徒像を実現するために、具
体的に次のような取組みを行います。
(1) 学力向上の取組み…学力向上担当の教員を中心に学校全体で次の内容
に取り組みます。
◇授業規律の確立 → 学級集団、学年集団づくりの取組みと連動し
て、すべてのクラス、すべての授業で静かに
集中して授業に取り組めるようにします。
◇基礎基本の定着のために
ア)少人数授業の充実
【国語】
全学年で習熟度別少人数授業を実施します。習熟度別とは、
それぞれの単元で、生徒の希望も考慮しながら授業内容の理
解度等により、1クラスを2グループに分けて 20人くら
いの少人数で授業を行うものです。
【英語】
3年生で習熟度別少人数授業を実施します。
イ)選択教科を活用した基礎基本の定着
【朝の学習】
全学年で、毎日朝8:30〜8:40の10分間 基礎・基
本の定着につながるようプリント学習を行います。基礎的、
基本的な内容を繰り返し学習することで力がついていくと考
えています。定期的に確認テストも行います。
【選択教科を活用した基礎・基本の定着】
2年生では国語・英語、3年生では理科・英語を学校選択と
して実施します。基礎的、基本的な内容の定着や今までに学
習した内容の復習や苦手な分野の復習を行います。
ウ)放課後の学習機会の提供
週2回〔11月からは(土)にも実施予定〕、放課後に生徒が
自主的に学習することができるよう深中‘まなび舎’を実施
します。大学生等の学習支援アドバイザーの方に学習支援を
していただく予定です。
(2) 生徒指導の取組み
◇学校生活や学習活動をきちんとしたものにするために
ア)服装、頭髪、迷惑行為等で、かなりの指導をしても改まらない
場合
→「きちんとして登校しなさい」、保護者に迎えにきていただ
くという指導を行います。ご理解、ご協力をお願いします。
イ)意図的な校舎破壊等の場合、保護者に修理に必要な経費の負担
を求めます。
ウ)対教師暴力については、原則被害届を提出します。もちろん、
そうならないよう日頃からの指導を積み重ねていきますが、ご
理解、ご協力をお願いします。
◇基本的な生活リズムの確立
“7−2−11”の取組み
○朝、7時には起きる ○2時間の家庭学習 ○夜、11時には寝る
ア)基本的な生活リズムの確立と学力、学習意欲との関係は明らか
になっています。学校としても指導はしますが、それぞれのご
家庭での取組みを是非お願いします。
イ)PTAとしての取組みもお願いする予定です。
(3) 保護者、地域に開かれた学校づくり
◇学校ホームページの充実
学校の取組みや生徒の様子を保護者の方に直接知っていただけるよ
う、携帯電話からも見ることのできるホームページに変更します。
◇保護者、地域への協力要請
多くの方に学校に来ていただく、生徒の様子を見ていただく、学校
の取組みを知っていただくことにより「学校の応援団」になってい
ただきたいと考えています。
そのために、
ア)「学校オープンデー」を実施します.
〔学期に1回、1週間連続〕
イ)学校への取組みへの協力要請を行います。
・2年生の職業体験 ・技術での栽培 ・音楽:和楽器の授業
・図書室の貸出、図書整理の補助 ← 今年度力を入れたいと
考えています。
・クラブ活動等の指導 サッカー部、茶華道部、囲碁 など