よく聴き、よく見つめ、よく考え、健康で実行力のある深野中生の育成をめざします!   

今日は『世界難民の日』

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 新型コロナウイルスの感染拡大により、現在、世界のあらゆる活動がストップしています。それでも残念ながら、今も世界各地で紛争は止むことなく、自分が住んでいた土地や故郷を追われる人々がたくさんいます。
 紛争や迫害により故郷を追われている人(難民とよばれる人)は8,000万人以上いるといわれています。
 難民となった人々は、コロナ禍でより高いリスクにもさらされています。難民を含む世界中のすべての人々の安全が確保されなければいけません。

 これらの問題は、日本から遠い世界で起きていることではありません。
 つい先日、サッカーW杯予選の試合で来日していたミャンマー代表のある選手がミャンマーに帰国する直前になって、関西国際空港でミャンマーへの帰国を拒否し、難民申請をするというニュースもありました。
 このニュースをみなさんはどのように考えますか?
 深野中学校の生徒のみなさんには、「なぜ…このようなことが起きたのか」と身近な社会問題として考えられるようになってほしいと願います。


 『世界難民の日』は、2000年12月に国連が制定しましたが、みなさんは『UNHCR』という言葉を聞いたことがありますか?
 これは『The Office of the United Nations High Commissioner for Refugees』の略で日本語にすると、“国連難民高等弁務官事務所”となります。世界中の難民の保護や支援に取り組む国連機関です。
 もともとは、国際連合(国連)が、1950年に第二次世界大戦後に避難したり、家を失ったりした何百万人ものヨーロッパ人を救うために設立しました。当初は3年で難民の救済活動を完了し、解散する予定でしたが、2003年の国連総会で「難民問題が解決するまで」と延長を決め、70年たった今も活動しています。1991年〜2000年には、緒方貞子さん(1927〜2019)が日本人で初めて国連難民高等弁務官となって活躍しました。

参考:UNHCRホームページ
https://www.unhcr.org/jp/
https://www.unhcr.org/jp/sadako_ogata


 さて、今年の「世界難民の日」は『インクルージョン(Inclusion)』をテーマとし、誰一人取り残されることのない社会の実現をUNHCRは訴えています。
 今日6月20日の「世界難民の日」にあわせて、UNHCRは日本各地のランドマーク(23か所)をブルーに染めるライトアップを実施します。コロナ禍ということで直接出かけて見に行くことができないので、ぜひライブカメラをのぞいてみてください。あまり見られない珍しいブルーにライトアップされた東京スカイツリーや明石海峡大橋をぜひ見てみてください。
 また、18時30分からはUNHCRの公式YouTubeチャンネルで、『世界難民の日 特別配信「100万人のキャンドルナイト with UNHCR WILL2LIVE Music 2021」』が開催されます。こちらも、時間があれば見てみてください。
 世界の難民問題を少し意識する1日にしてみてください。(『世界難民の日』UNHCR特設サイト https://www.unhcr.org/jp/wrd2021

↓東京スカイツリーのライブカメラ

↓明石海峡大橋のライブカメラ

↓『100万人のキャンドルナイト』特設サイトとライブ配信
https://www.japanforunhcr.org/news/2021/0520W2L...

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