雑賀さんのお話を聞いて<4年生>2 〜目の見えないことは、不便だけど不幸ではないねん〜
後半は、視覚障がい者のためのいろいろなグッズを見せて下さいました。声で知らせる体温計や時計、札の長さでお金(札)を見分ける道具とお札に読み取り部をつけると「千円」とか「一万円」とか言ってくれる機械、点字トランプなどなど、他にもたくさん見せて、触らせてくださいました。点字付きのトランブは雑賀さんがさわっただけで「ダイヤの12」とか「クローバーの7」と言われると、子どもたちの「ウォー!」という感嘆の声。おもわず「手品とはちがうで。」(笑)という一幕もありました。
最後に、雑賀さんから子どもたちへの願いをお話されました。一つ目は、思いやりのある人になってほしい。自分のことしか考えない大人にならないでと。二つ目は、目の不自由な人はかわいそうやと思った人はいると思うけど、みんな自分のことをかわいそうな人だと思ってほしい人はいないでしょう。ぼくも、かわいそうだと思ってほしくはないです。目の見えないことは、不便だけど不幸ではないねんな。世の中にはいろんな人がいるからいいねんで。同じ人ばっかりやったらおもしろくないやろ。」と。 きっと、雑賀さんのお話を聞いて、目の不自由な人へのイメージは変わったと思います。そして、何が大切なのかも感じとってくれたのではないかと思います。 雑賀さんのお話を聞いて<4年生> 〜君らと僕の仲やからトシちゃんでええよ〜
2月27日(火)視覚障がい者の雑賀利幸さんに来ていただいて、4年生がお話を聞きました。雑賀さんには、毎年来ていただいて4年生がお話を聞いています。
「みなさん、こんにちは。私は、全く目が見えへんねん。だからお話の前に、一つお願いがあります。お話を聞いて、うんうんとうずづいたり、手をあげたりしてくれても、見えへんからわかれへんねん。だから、『はい』とか『うん』とか『いいえ』とか言葉に出して反応してほしいねん。」4年生から「はい!」と大きな声。 「まず、自己紹介。雑賀利幸と言います。雑賀さんと言われるけど、まあ、君らと僕の仲やから、トシちゃんでええよ。トチちゃんちゃうで。トチちゃんやったらこけそうになるやろ。」(笑)といつものつかみ。 「いくつに見える?」「40歳」「40後半」「30歳」「50歳」と口々に答える4年生。 「正解は、はく歳・・・おや歳・・・ごめんな歳・・・ほんとは50歳です。」とギャグを入れながら。自己紹介の中で、今の仕事や趣味をお話しされます。「僕は、学校の先生をしています。学校の先生と言っても、ヘルパーさんの先生です。それから、高校にも行っている。点字を教えています。」(雑賀さんプロフィール:2000年頃から専門学校・高等学校で福祉分野の特別講師として活躍されています。) 「趣味は、パソコン、旅行、ハイキングにオセロ。オセロは目の不自由な人の大会で2度優勝したんやで。暗算は得意で3段!」子どもたちから「えーっ」と驚きの声。(子どもたちは1週間ほど前に雑賀から持ってきていただいた視覚障がい者用のオセロを体験として使わせてもらいました。) いよいよここからが本題。「目が見えないと、できへんことあるかな?」と雑賀さん。「読むこと」「登校」「字を書くこと」と子どもたち。すると、「字はかけるで。」と黒板に「金」という字をチョークで見事に書かれました。「確かに登校は難しい。これを「移動」と言います。また読むのも難しい。これは『情報』と言います。『移動』と『情報』が難しいんやね。」 「逆に目が見えないことで良いことはあると思うか?」という質問に子どもたちは「すぐに眠れる。」「想像がよくできる。」「目の見えない人の大変さを教えることができる。」と次々と答えます。雑賀さんは「うん、そうやなあ。まず、変な物見なくてすむやろ。みんなも、ああ、これは見たくなかったというものあるやろ。真っ暗でも点字の本が読める。人前でも緊張せえへん。そして、いろんな人にささえてもらえる。」と。確かに、見方を変えると悪いことばかりではありません。見えてても、見えなくてもいやなことやできないことがあるのは一緒やとおっしゃいました。 日常生活の様子もDVDで見せて下さいました。白いつえを使って歩く様子や電車の乗り降り、エスカレーター、家の階段をジャンプして降りる様子、ブラインドテニスやボーリングをしている様子等々。DVDを見た子どもたちは、あんなこともこんなこともできるんだと思ったにちがいありません。 授業参観、懇談会、ありがとうございました。6
6年生は、外国語活動でした。「自分のなりたい職業について、英語で伝えることができる。」というのがこの日のめあてです。
授業参観、懇談会、ありがとうございました。5
5年生は、総合学習で「防災」について、発表しました。よく調べているのはもちろんですが、発表に工夫がありました。段ボールのベッド体験はおもしろかったです。
授業参観、懇談会、ありがとうございました。4
4年生は、「二分の一成人式」でした。人権総合学習で学んだことをもとに、自分の将来の夢について発表しました。
授業参観、懇談会、ありがとうございました。3
3年生の授業は、図工で「紙コップ美容室」。紙コップに毛糸で髪の毛をつけて、ヘアーファッションを楽しんでいました。6時間目は、体育館で学年行事。保護者と一緒に綱引きをしたり、「台風の目」をしたり、ドッジボールをしたりして、楽しみました。
授業参観、懇談会、ありがとうございました。2
2年生の授業は、生活科で生い立ち学習発表会をしました。生まれてから8年間の成長と家族への感謝の気持ちを発表しました。
授業参観、懇談会、ありがとうございました。1
2月23日(金)今年度最後の授業参観と懇談会(学年行事含む)でした。
1年生の授業は、生活科で2月7日に地域の人たちに教えてもらった昔遊びを、お家の方に披露しました。けん玉もこま回しも前より上手になったみたいです。 見まもり隊感謝集会 2
見まもり隊の方へのプレゼントは感謝状ともう一つ、太鼓クラブの演奏です。6年生の北井さんが、見まもり隊の方へ「感謝の心をこめてたたきます。」とあいさつしてくれました。1年間の練習の成果を、息の合った太鼓と鉦の音色にのせて表現してくれました。太鼓クラブの練習については、ご指導いただいた梅本さんに厚くお礼申し上げます。
最後に、全員で「ありがとうの花」を合唱しました。 見まもり隊の皆様には、日頃のご尽力に感謝するとともに、本日はご来校いただき、子どもたちに温かいお言葉いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。これからも、子どもたちの安全確保にご理解・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 見まもり隊感謝集会 1
2月23日(金)見まもり隊感謝集会を行いました。校長の話、食べようグランプリ表彰、3月の生活目標の発表(4年1組有志)の後、見まもり隊の方に入場していただきました。
まず、児童会会長の東口さんが代表して、見まもり隊の方に感謝の気持ちを述べました。 次に見まもり隊の方お一人ずつにお話をしていただきました。子どもの「笑顔」と「あいさつ」が嬉しいとおっしゃっていたので、毎日元気なあいさつをしてほしいと思います。 次に児童会の子どもたちが一枚一枚作った感謝状を手渡しました。 モンゴルや馬頭琴の話を聞かせてもらいました。<2年生>2
熊村さんが「聞きたいことはありますか?」という投げかけに、「スーホの白い馬」の学習もあって、次から次に質問の手が挙がりました。質問に答える形で、モンゴルの住まい「ゲル」の話や、草原の暮らしの話を、たくさんしてくださいました。ゲルには、電気がないで、明かりとりが屋根にあること、一つのゲルには仕切りがないので、家族がいつも一緒であること、草原は、水が少ないので、羊のお乳を固めて、乳茶にして飲むことなど。馬頭琴の体験も代表でさせてもらいました。ちゃんと音も出ましたね。
終わった後の校長室、熊村さんの感想です。「2年生の子どもたち、いっぱい手をあげてくれて、すごくしっかりしていますね。ほんとにかわいい、いい子たちですね。」とべた褒めでした。 モンゴルや馬頭琴の話を聞かせてもらいました。<2年生>
2月22日(木)モンゴルと関係が深く、馬頭琴の演奏もされる熊村さんに来ていただきました。熊村さんは、モンゴルの伝統衣装で登場。早速、馬頭琴の演奏を披露してくださいました。曲を聞いた子どもたちは、感想を求められ「2本の弦で、あんなによく音が出せるなあって思いました。」「『スーホの白い馬』で一日の疲れがとれるって言ってたけど、そう思います。」など、しっかりと答える姿に感心しました。熊村さんの馬頭琴の演奏で「きらきら星」を一緒に歌いました。
6年生人権学習
6年生が、北条小で過ごすのはあと20日程となりました。いよいよ卒業に向けてのさまざまなとりくみが始まります。3月の児童会主催お別れ会と保護者との茶話会に『北条太鼓』を披露するにあたり、その練習開始を前に北条青少年教育センター所長の梅本さんと、NPOほうじょう事務局長の中井さんのお話を聞きました。
梅本さんからは、『北條神社 新だんじり物語』『太鼓物語』の学習を振り返って、困難なことに立ち向かうとき、新しいことを切り拓くときに、しんどかったりいやな気持になるかもしれない。でも、相手に心を開いて「教えて」「いっしょにやろう」と歩み寄ったことが、今の北条を作っているのだということから、6年生のみんなにも、そんな気持ちで取り組んでいってほしいと話されました。そして、この北条には、太鼓をはじめ、ソフトボールやバンド活動など誇れるものがたくさんある。それも、その時々の人たちが心を開いて一歩ずつ近づいたことからつくられて行ったのだということも教えていただきました。 中井さんからは、北條太鼓や太鼓集団『魁』に関わってきた中井さん自身の経験からのお話を聞きました。北條太鼓に慣れ親しんできた中井さんですが、もっと技術を磨きたい、創作太鼓の道を拓きたいと思ったとき、自分の殻を脱ぎすてて相手の懐に飛び込んだら、ふっと気持ちが楽になりどんどん新しいことを吸収したそうです。 そして、12月に本校に来て下さった坂本義喜さんのお話から、と場で働く人がいるから、肉も食べられるし太鼓もできる。それに気づいて取組んだ時、心から「自分だけの力ではありません。たくさんの人の支えのおかげです」という言葉が出るのだと話されました。自分たちの気持ちを思いっきりこめて、この仲間の太鼓を作り上げてほしいと。 お2人は、明日からの練習にも付き合ってくださいます。リーダーを中心に、太鼓を打つたびにまとまっていく6年生の姿は、1〜5年生のあこがれの先輩となって、自然と伝統となっていくのでしょう。 ありがとうございました。 (文責:教頭) 今年度最後のクラブ活動3
2月16日(金)今年度最後のクラブ活動でした。パソコンクラブと太鼓クラブです。太鼓クラブは、2月23日(金)に発表します。
今年度最後のクラブ活動2
2月16日(金)今年度最後のクラブ活動でした。卓球クラブ、バドミントンクラブ、バスケットボールクラブです。
今年度最後のクラブ活動です。1
2月16日(金)今年度最後のクラブ活動でした。音楽クラブ、マンガクラブです。外運動クラブはキックベースボールをしていました。
北条中学校生徒会役員の生徒が来てくれました。<朝のあいさつ運動>
2月15日(木)北条中学校生徒会役員の生徒が来て、児童会の児童と一緒にあいさつ運動をしてくれました。登校してくるなり、「DVDの人や!」と先日の児童集会での北条中紹介ビデオに登場した生徒に思わず声をかけていました。
朗らかにあいさつしてくれる中学生が、すごく大人に見えます。 4年1組田中先生が研究授業(2年目研修)
2月14日(水)に4年1組の田中先生が、人権総合学習の授業をしました。「言葉がわからない体験ゲーム」(DVD)を教材に、言葉がわからない外国でくらしている人が、どんなことにもどかしさや不安を感じているのかを考え、もし、クラスに日本語がわからない友だちが転入してきたらどうするのかを考える授業でした。DVDでは、地震の映像から災害時の避難のときの不安や文字や言葉がわからない不安を感じ取っていました。もし、言葉がわからない友だちがてんにゅうしてきたらという質問には、「動きや行動で示す。」とか「もし地震が起きたら手をつないで・・・。」とか「英語の本を持ってきて」とかなんとか手助けをしようという発言がありました。中には「自分がその子の国のことをよく知ることが大切」といった意見もでました。指導助言には、大東市学力向上支援チームリーダーの近重修先生と市教育委員会の吉岡豊博指導主事に来ていただき、人権学習をする土台として、だれもが安心して認められるクラスづくりの大切さを具体的に話していただきました。
6年2組で外国語活動の公開研究授業 3
討議会では、「担任と専科教員、AETの関わりについて」「担任の使うクラスルームイングリッシュについて」「コミュニケーション活動の内容について」という3つの討議の柱で意見を交わしました。また、2年後の外国語科の本格実施と来年度からの移行期間を踏まえ、各校の取組なども聞かせてもらうことができました。
6年2組で外国語活動の公開研究授業 2
英語のあいさつから始まり、フォニックスチャンツ(A〜Zまでのアルファベットとワードをリズムに合わせて発声します)やミッシングゲームと進みます。AETのネイソン先生が北条小学校の先生5人にインタビューしているDVDを見て、どんな職業につきたかったのかというリスニングクイズ、そして、メインは自分のなりたい職業について、理由も含めて英語で話すという授業でした。
子どもたちは、集中し、楽しい雰囲気で学習していました。この研究授業だけでなく、榎本先生を中心に日々の授業が丁寧に考えられており、45分の中に楽しさや興味がわくように工夫されています。榎本先生、ネイソン先生、そして担任の先生の役割分担もうまくできています。 |
|