昼食はカツカレー。おかわりする子もいました。そして、釣りで釣った魚は唐揚げにして釣った本人に渡されました。さぞ美味しかったことでしょう。

　サイクルラリーは、爽やかなお天気の下、風を切って自転車で走るのはとても気持ちがいいものです。道の途中にある問題を解きながら走ります。

　「宝探し」と書いた紙をホテルのスタッフの方からいただいて、トゲトゲしたもの、ツルツルしたもの、においのするものといった物を探します。海岸に行って貝がらも拾いました。

　大久野島でのメインイベントは釣りとネイチャーワールド（島散策）とサイクルラリーです。釣りは、竹竿に糸と針と重りだけをつけたいたってシンプルな釣りですが、この日はホテルのスタッフの方が驚かれるほど釣れました。

　毒ガス資料館では、当時の毒ガス工場に関する資料やビデオを見ることができました。

　朝食の後、クラス毎に毒ガス資料館見学と慰霊碑に分かれ、ローテーションで学習しました。大久野島の慰霊碑は、島で毒ガス製造に関って亡くなった人々の慰霊碑です。

　　朝食は、ハムカツ、玉子焼き、ウインナー、鮭、千切り大根、味噌汁、ご飯、ヤクルトです。朝からモリモリ。

　　爽やかな朝です。６時半起床。眠気まなこをさすりながら・・・？いえいえ元気いっぱいです。

　保護者の方に書いたいただいた手紙を、サプライズで子どもたちに渡しました。ニヤニヤしながら見る子、真剣な眼差しで読む子、とっても素敵な時間に思えました。お家の方への返事も書きました。

　ナイトウォークが終わると、やっとお風呂と買い物です。家族へのお土産を何にしようかいっぱい考えながら買い物をしていました。こんなところにも個性が出ます。

　いわゆる肝試し。島の真っ暗な道を懐中電灯持ってグループで歩きます。バラバニに出発した班もいつの間にかいくつもの班が一緒になって・・・。

　夕食後は恒例のホテルのお計らいで、大抽選会でした。入所式でいただいたハガキに番号が打ってあり、その番号を呼ばれるとあたりです。大いに盛り上がりました。笑顔、笑顔、笑顔です。

　夕食は、うどんすき、ハンバーグ、エビフライ、甘エビ、ヒジキ、玉子焼き、ご飯、お吸い物そしてデザートはミニケーキとパイナップルと子どもたちの好物がたくさん出ました。きれいに残さず完食する子もたくさんいました。活動がいっぱいあってお腹も空いたことでしょう。

　広島での平和学習の大きな目的は二つ。一つは現地を見て学ぶこと、もう一つは被爆体験を聞き学ぶことです。語ってくださったのは、１４歳の時に原爆が落とされ、ご両親や妹さんを亡くされた植田さんのお話を聞きました。原爆投下の翌日、亡くなった人を見ても何とも思わなくなるほど人間の理性を失っていたとおっしゃっていました。

　グループ毎に、碑めぐりもしました。峠三吉の詩碑、アオギリなど見て回りました。

　昼食の後、平和記念資料館の見学をしました。戦争の悲惨さ、原爆の恐さを伝えるたくさんの展示物、子どもたちの心には何が残ったでしょう。

　　一日目の昼食は、広島のお好み焼きです。ボリュームたっぷりで、大人でも全部食べるとお腹がいっぱいになりました。それでも、１枚半食べる豪傑も！

　平和公園では、まず原爆ドームを背にクラス写真をとりました。そして平和の子の像の前で折り鶴セレモニーをしました。ここでも、たくさんの学校が来ていて順番待ちでした。セレモニーでは、黙とうを捧げ、歌を歌い、全校児童に手伝ってもらった折り鶴のパネルを捧げてきました。

　平和公園に到着しました。原爆ドームがすぐそこに見えます。実際に見た感想はどうだったでしょう。

　広島駅を降りると、そこは修学旅行の子どもたちでいっぱいでした。市電に乗るのも順番待ちをしなければなりませんでした。新幹線の中では、楽しくおしゃべりをしていた子どもたちですが、市電子の中では静かそのもの。さすが６年生です。ＴＰＯをわきまえています。