雑賀利幸さん、授業と講演会、本当にありがとうございました。2
5時間目も引き続き、いろいろなことを教えてもらいました。動画や写真も数多く持ってきてくださって、とてもよくわかりました。
お話の最後に、目が見えないことは、不幸ではない。少し不便なだけなんや。だから、その不便なところを少しお手伝いをしてほしい。街で目の不自由な人の困っている様子や不安そうな様子を見た時には、「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけてほしい、もし、その時に断られても、なんだと思わないでほしいとおっしゃられていました。 6時間目には、人権啓発講演会で保護者や教職員にもお話をいただきました。 雑賀さんのお話を聞いて、初めて知ったり、改めて気付いたりしたことがたくさんありました。障害のある人、お年寄りなど、思いはあってもどう声をかけたらいいのかわからないということがあると思いますが、お話を聞いて素直に声をかけようと思いました。 雑賀利幸さん、授業と講演会、本当にありがとうございました。1
2月28日(金)視覚障害者の雑賀さんとサポーターの今井さんに来ていただき、4時間目と5時間目に4年生がお話をしていただきました。5時間目は授業参観ということで、保護者の方にも聞いていただきました。
「こんにちは。自己紹介するわな。雑賀利幸と言います。雑賀さんとか呼ばれるんやけど、まあ、君たちと僕の仲やから、トシちゃんと読んで。どんな仲やねん(笑い)。トチちゃんちゃうで。トチちゃんやったら、こけそうになるさかいな(笑い) 実は、みんなの顔、全然見えへんねん。森藤先生がどんな男前かわからへん。瀧下先生がどんな男前かもわからへん。そやから、いくら真剣に静かに聞いてくれても、なんぼうなずいてくれてもわからへんよって、「おーっ」とか「へーっ」とか「はい」とか声を出して聞いてくれますか。(「はい」と子どもたち)。 目が見えへんかったら、悪いことばっかりやと思うか?ええこともあるで。まず、みんな見たいと思うこともあるけど、見たくないもんもあるやろ。目が見えなかったら、見たくないもんまで見なくてすむねん。それに、どんなにたくさんの人の前で話しても緊張せえへんしな。みんな、真っ暗ななかやったら、何も見えなくて大変やろ。だけど、暗い所でも大丈夫。暗かったら強いで。(笑い) 日常生活の話では、食事のこと、服の着替え、トイレ、お風呂、買い物、お金の見分け方、読み書きなどいろいろ教えてくだそいました。「お風呂一人で入れると思うか。体一人で洗えると思うか。そら、大丈夫や。みんなかて、頭洗う時、目開けてへんやろ。お尻かていちいち見ながら洗てる子いるか。(笑い) 軽妙で、ユーモアたっぷりの語り口に、引き込まれて行きます。4年生の子どもたちも、雑賀さんの話に、「へぇーっ」「すごい」「おーっ」とよく声を出して応えます。 目が不自由な人のためのグッズもたくさん持ってこられました。オセロ(黒側はギザギサ、白側はツルツル)トランプ(点字が打ってある)、コップに水を入れる時に、ある程度まで入ると音で知らせる道具、ちなみにオセロは大阪府の大会で2度優勝されているそうです。また、横断歩道を渡るために信号機の青の時間を長くする機械も見せてもらってみんなびっくり。 4時間目が終わると、教室で一緒に給食を食べてもらいました。教室への移動も4年生が交代でエスコートしました。 見まもり隊感謝集会
見まもり隊感謝集会では、8名の見まもり隊の方が来て下さいました。児童会会長の北井さんが代表で感謝の言葉を述べました。見まもり隊の方お一人おひとりから言葉をいただきました。運動会や音楽会でがんばっている姿を見てうれしかったことや、朝大きな声であいさつをしてくれることで元気がでるよとか、話してくださいました。子どもたちがつくった感謝状を手渡しました。見まもり隊の皆さんが、子どもたちの安全のためにと日々ご尽力くださることに対し、心より感謝し、お礼申し上げます。
給食感謝集会
2月28日(金)児童集会で給食調理員さんや見まもり隊のみなさんに、ありがとうの気持ちを込めて感謝集会を行いました。給食感謝集会では、お仕事中でしたが、3名の調理員さんにきていただき、インタビューをしたり、感謝のプレゼントをしたりしました。調理員さんが退場された後、給食委員会の子どもたちが給食に関する○×クイズをしました。
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