飲み物は、ウーロン茶とオレンジジュース。でも、子どもたちが一番気になったのは、チョコレートフォンデューとアイスキャンディーだったのではないでしょうか。

　買い物が済むと、宿舎に入りました。入所式をして、すぐに夕食です。バイキング形式で、好きな物を好きなだけ食べられます。牛肉のステーキをはじめ、焼き豚、鶏の唐揚げ、鶏のソース煮、ハンバーグとお肉系の物が多かったです。サラダや小魚のお料理、肉じゃがにホーレンソウのベーコンの炒め物、ポテトにラーメンと子どもたちに人気のメニューが並んでいます。

　平和記念公園での日程を終え、バスで宿舎のあるみろくの里へいきました。宿舎に入る前に買い物タイムです。お小遣いの範囲でいかにほしいものを買うかが思案のしどころです。
　計算をしながら、お土産を選んでいました。残ったお金が１０円という子もいました。

　平和記念資料館を出ると、平和記念公園に来られている外国の方へのインタビューをしました。英語で初めて出会うあいさつをして、どちらから来られたかとか、日本は好きですか？とか、英語でいろいろとインタビューをし、最後にきれいな模様の紙で折った折り鶴をプレゼントしていました。一緒に記念写真を撮ってくださる外国の方も多くいらっしゃいました。子どもたちに後でどこの国から来られた人だったか聞くと、イギリス、ドイツ、ポーランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン、アメリカ、メキシコ、インドネシアなど全部はわすれてしまいましたが、１０か国以上の外国の方と出会っていました。インタビューの後の子どもたちの顔は、笑顔満面、達成感に満ちていました。グループによっては、４か国以上の国の人とおしゃべりできたようです。

　平和記念資料館を見学しました。本館は工事中で見ることができませんでしたが、東館が完全にリニューアルされ、昨年とは中が大きく変わっていました。子どもたちは、熱心にメモを取っていました。

　昼食後に碑めぐりをしました。５名のガイドさんにお世話になりました。５つのグループに分かれて、碑を巡って、説明やいろいろなお話を聞かせていただきました。一つひとつていねいに説明をしてくださるのでとてもわかりやすく、ただ単に碑を見て回るのとは違って、大変心に残るものでした。ガイドさんの中には、原爆の子の像のモデルとなった佐々木貞子さんの同級生の方がいらっしゃって、びっくりしました。お家もすぐ近所だったそうです。ご自身も被爆されて、語り部としてもご講演されていると聞きました。

　昼食は広島焼き（お好み焼き）です。量もたっぷりでお腹いっぱいになりました。

　平和記念公園で、クラスや学年全体で記念写真を撮りました。場を考えて、ピースのポーズは無しです。

　平和記念公園では、まず、原爆の子の像の前で、折り鶴セレモニーを行いました。黙とうをし、折り鶴を捧げました。

　広島駅に着くと、市電に乗ります。市電乗り場に遅く着くと、たくさんの学校が乗るので、待ち時間が長くなります。新幹線を降りると、素早く行動し、一番に市電乗り場に着きました。６年生の行動が速かったです。
　市電を降りたところは、原爆ドーム前です。原爆ドームの回りをまわって、ひろしま平和記念公園に入りました。

　１０月３０日（月）６年生が、修学旅行に出発しました。大変心配しました台風でしたが、前日には東に去り、当日はよいお天気となりました。全員参加できました！
　６時４５分、学校で出発式を行い、バスに乗り込みました。朝早くからお見送りに来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
　新幹線に乗り、一路広島へ。車内ではトランプをしたり、おしゃべりをしたり、広島への期待を胸に電車は走ります。新幹線は、修学旅行専用の特別列車で、たくさんの学校が乗っていました。