雑賀さんのお話を聞いて<4年生>2 〜目の見えないことは、不便だけど不幸ではないねん〜
後半は、視覚障がい者のためのいろいろなグッズを見せて下さいました。声で知らせる体温計や時計、札の長さでお金(札)を見分ける道具とお札に読み取り部をつけると「千円」とか「一万円」とか言ってくれる機械、点字トランプなどなど、他にもたくさん見せて、触らせてくださいました。点字付きのトランブは雑賀さんがさわっただけで「ダイヤの12」とか「クローバーの7」と言われると、子どもたちの「ウォー!」という感嘆の声。おもわず「手品とはちがうで。」(笑)という一幕もありました。
最後に、雑賀さんから子どもたちへの願いをお話されました。一つ目は、思いやりのある人になってほしい。自分のことしか考えない大人にならないでと。二つ目は、目の不自由な人はかわいそうやと思った人はいると思うけど、みんな自分のことをかわいそうな人だと思ってほしい人はいないでしょう。ぼくも、かわいそうだと思ってほしくはないです。目の見えないことは、不便だけど不幸ではないねんな。世の中にはいろんな人がいるからいいねんで。同じ人ばっかりやったらおもしろくないやろ。」と。 きっと、雑賀さんのお話を聞いて、目の不自由な人へのイメージは変わったと思います。そして、何が大切なのかも感じとってくれたのではないかと思います。 |
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