『たまてばこ』が地球に到着!今日は、とてもワクワクするニュースがありました。 12月5日(土)午後2時35分に小惑星探査機『はやぶさ2』に搭載されたカプセルの分離を確認し、成功したというニュースがありました。 『はやぶさ2』は、2014年12月3日に打ち上げられ、6年かけて、約52億7500km飛行して戻ってきたというのです。 カプセルは『たばてばこ』と呼ばれ、地球から約3億km離れた小惑星「リュウグウ」の石や砂が入っているそうです。明日の午前2時〜3時ごろにオーストラリア南部の砂漠地帯に着地する予定だそうです。 小惑星「リュウグウ」には、太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の水や有機物が、今でも残されていると考えられていて、地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか…。その謎を解く鍵があるかもしれないというのです。 46億年の時を越えて…『たまてばこ』が開けられるというのです!! また、この『はやぶさ』が小惑星に行ったり、地球に戻ったりするために絶対に欠かせないのが円周率の計算だというのです。 中学生のみなさんが、学習している円周率の計算は、3.14ですが…、『はやぶさ1(2003年打ち上げ)』で使われた円周率の計算は…、 3.141592653589793の16桁だというのです。 もし3.14で計算してしまうと、15万kmものズレが生じ、小惑星にも行けず、地球にも戻れないというのです。(この技術は、南米にある6cmの的を日本から当てるのと同じくらいの精度になるそうです。) そう考えると、日本の科学技術は世界でもトップクラスであり、本当にすごい!と感動させられます。 そして、なんと…『はやぶさ2』は、すでに地球の軌道を離れて、次の小惑星「1998KY26」をめざす旅に出たそうです。 10年後の2031年に到着し、探査するそうです。今度は約100億kmの旅になるようです。(今回の2倍…。とてつもない…計画ですね。) まずは切り離されたカプセルが無事に大気圏を突破して地球に着地することですね。(23時20分時点で…地球まで、あと73,000km) 明日のニュースが今から楽しみです。(↓下の写真は、小惑星「リュウグウ」) 参考:JAXA『はやぶさ2プロジェクト』 http://www.hayabusa2.jaxa.jp ←Click! |
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