先週の生徒評議会の話です。一番感動した意見は、ある生徒が「3学期になってうちのクラスに学校に来れない生徒が増えたんです。どうしたらいいですか。」と質問がありました。すでにクラスで誘いに行ったりもしたとのことです。先輩が、こう言いました。「今、言ってくれた人に聞きたいんやけど、本気でその人たちを学校に来てもらおう思っていますか。学校を休んでいる人は、学校に行かないことを強く思っていると思うんです。自分だったら、学校に行かないことなんて、やれと言われてもようしません。かたい気持ちで学校に来ていない子に、来てもらおうと思ったら、こっちも本気じゃないとあかんと思う。私も、今のクラスになって、ぜんぜんしゃべったこともない人がおって、その子が学校に来れなくなって、クラスで話していて、やっぱり来てほしいとなったときに、友人からその子の連絡先を聞いて、いろいろと話しかけていって、初めはぜんぜんやったけど、ずっとそれを続けていたらいつの間にかしゃべれるようになったんです。何回も何回もアプローチしてやっと、少し話ができるようになったんです。それだけ覚悟して取り組まないと効果はないと思うんです。」と。聞いていて、鳥肌が立ちました。そのクラス、今言ってくれた生徒の本気度。すばらしいですね。他の委員からも、「私のクラスも、『もうええやん。』という意見も出たんですが、やっぱり、あきらめたらあかんとなって、今もやれることをやってるんです。」と意見が続きました。これまたすばらしいです。住中ばんざい。