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12月の児童集会

 12月5日(金)児童集会をしました。12月4日から人権週間が始まっているということもあって、12月にちなんで昔話の「かさこじぞう」のお話をしました。昔むかし、貧乏な老夫婦が住んでいて、ある年の瀬にせめてお正月は温かく暮らそうとすげ笠を編み、市(いち)に出かけたのですが、ひとつも売れません。とぼとぼと家路に向かう途中、吹雪の野原で雪をかぶった6体のお地蔵さんに出会います。かわいそうに思ったおじいさんは、お地蔵さんに笠と自分の頭にかぶっていた手拭いをかぶせてあげるという話です。貧しい中でも、自分のことよりも他人を思いやるやさしさに溢れたお話で、日本昔話の中でも優れたお話だと思います。
今、日本の子どもたちは、ある意味何不自由なく暮らしていることが当たり前になっていますが、世界に目を向けると、貧しさや紛争のために多くの子どもたちが苦しんでいます。飢えや病気で苦しんでいても治療する余裕がなかったり、それを治療する施設すらないところもあります。一方本校では、鉛筆や消しゴムをすぐに失くしてしまったり、落し物の箱にあっても自分の物かどうかさえ分からないといったことがあります。落し物のケースにある服でさえ、わからないこともあります。
今、私たちは恵まれすぎて、物のありがたさや感謝の気持ちが薄らいでいるのではないでしょうか。もう一度自分自身の生活や思いやりの気持ち、感謝の気持ちについて振り返って考えてみましょうという話をしました。
その後、12月の給食食べようグランプリの表彰をしました。12月の表彰学級は1年2組、2年1組、2年2組、3年1組、3年2組、4年1組、4年2組、5年1組、5年3組、6年1組、6年2組、6年3組でした。完食クラスが随分増えました。また、合わせて大東市の空手の大会でよい成績をおさめた2年生二人の紹介もしました。子どもたちは、学校だけでなく、いろいろなところで頑張り、それが結果として表れたとき、その栄誉を称え、紹介しています。しかし同時に、結果がどうであれ日々努力していることや続けて頑張っていることこそが尊いことであるのだと子どもたちに伝えています。

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