修学旅行先での出会い二日目の宿でのことです。トイレに入ると掃除をしておられる女性の方がおられ、その周囲には備え付けのごみ箱からはみ出したペーパータオルが床一面に散乱しています。その日は三つの小学校がお世話になっていました。どこの学校ということではなく小学校の教員として少し恥ずかしく感じました。 「すみません。子どもたちにきちんと教えないといけませんね。」 と話しかけると 「それが私の仕事。仕事ができるというのは素晴らしいこと。」 という返事が返ってきました。その後、少しお話をしましたが、その中で、我々大人として子どもたちにきちんと教えなければならないことはまだまだあって、まだまだ不十分であることを痛感しました。自分にとっても意味深い修学旅行になりました。 |
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