今日の給食クリスマスは、一年で昼が一番短く、夜が一番長い冬至のお祭りとキリスト教が結びついたものだと言われています。冬至のお祭りは、太陽に感謝して、病気や災いが起こらないように祈るものでした。 今日は、クリスマスということで、クリスピーチキンといちごのゼリーがついていました。 クリスピーチキンは、鶏肉にコーンフレークの衣をつけて揚げた料理です。クリスピーとは、サクサクとしたという意味があります。 今日で2学期の給食を無事終えることができました。 3学期の給食は、1月7日の始業式の日から始まります。 今日の給食八宝菜の「八」は、「8種類の」という意味ではなく、「たくさんの」「数多くの」という意味です。 八宝菜の作り方は、豚肉や鶏肉などの肉類と、いかやえびなどの魚介類、しいたけやきくらげなどのきのこ類、たけのこ・にんじん・はくさいなどの野菜を油で炒めあわせて調味し、片栗粉でとろみをつけて仕上げます。 にんじんに多く含まれるビタミンAは、のどや鼻の粘膜を強くし、炒めることでビタミンの吸収率が上がります。はくさいに多く含まれるビタミンCは、体に入ってきたウィルスと闘うビタミンです。 給食では、季節やこんだての組み合わせによって、入れる材料をくふうしています。 今日の給食カレーシチューは、常に人気ベスト3に入る給食献立です。 カレーはインドで生まれましたが、本場インドのカレーと給食のカレーとは、かなり違っています。 昔、イギリス人が、インドの食文化であるカレーをイギリスに持ち帰り、自分たちの好みに合う欧風シチューのようにアレンジしました。 そのカレーが日本に入ってきて、私たちがよく食べているカレーとなりました。 今日の給食豆腐のうま煮は、豆腐を使った中華風の炒め物です。 野菜のビタミン・ミネラル、豆腐や肉のタンパク質、肉や炒め油の脂質など色々な栄養がとれるように工夫されています。 豆腐のうま煮には、豆腐の他に豚肉、えび、にんじん、たまねぎ、たけのこ、干ししいたけ、青ねぎなど、たくさんの材料が入っていました。 さらに、土しょうが、オイスターソース、ごま油を入れて、味や香りがプラスされていました。 今日の給食冬至に合わせて、かぼちゃの入った献立で「ほうとう」が登場しました。「ほうとう」は、山梨県甲府市の郷土料理として有名で、小麦粉を練ったとても太い平たい麺を季節の野菜と共に煮込んだものです。 今日の給食での「ほうとう」は、かぼちゃやにんじん、大根などの色々な野菜と一緒にみそで煮込みました。 冬至の日には、かぼちゃを食べて、ゆずを浮かべた、ゆず湯に入るという風習があります。ゆず湯に入ると、身体の芯から温まり、ゆずの香りが楽しめます。また、かぼちゃにはビタミンAが多くふくまれていて、風邪などの病気にかかりにくくなります。これらは、寒い冬を風邪などの病気に負けないで過ごすための、昔の人たちのすばらしい知恵です。 今日の給食肉とトマトを主な材料とするソースのことを、日本ではミートソースと呼んでいます。 ミートソースは、イタリア北部のボローニャ地方の富裕層が、フランス料理のラグーという煮込み料理の真似をして、贅沢な材料を使って作らせたのがはじまりと言われています。 日本では、50年くらい前に缶詰のミートソースが発売され、人気が出ました。これが、日本にミートソースを広めるきっかけになりました。 ミートソースは、スパゲティにかけて食べることが多いですが、今日のポテトのミートソース煮は、スパゲティの代わりにじゃがいもを使いました。 今日の給食オイスターソースは、中華料理に欠かせない調味料の一つですが、中国では、カキを生で食べる習慣がなく、塩に漬けて保存したあと、干して食べられていました。塩に漬けているとカキから出た汁が上に溜まり、この汁がとてもうま味とコクがあるので、料理のかくし味に使われ始めました。これが、オイスターソースの始まりです。 今日の「魚のオイスターソース」の魚は、ホキを使いました。白身で淡白な味のため、バター焼き、ムニエル、白身フライや塩焼きなどとして使われています。 今日の給食給食の「豚キムチごはん」は、豚肉とにんじん、はくさい、キムチを炒め、それらの具と米を一緒に炊きこんだごはんです。ピリッとした後味がきいていて、食べやすい味つけです。 キムチは、朝鮮料理を代表する漬け物です。キムチは、唐辛子と塩漬けした野菜やにんにく、くだもの、いかの塩からなどを合わせて漬け込み、発酵させているので、乳酸菌が多く、うま味と酸味が混じり合っています。 トックは、韓国・朝鮮のおもちのことで、細長い棒のようにしたもちを斜めにうすい輪切りにしてあります。原料はもち米ではなく、白いごはんと同じうるち米の粉を使ってあるので、日本のおもちと比べて、粘りが少なくあっさりしています。細長く作るのは、長生きするようにと願ってのことだそうです。 今日の給食「かぼちゃのクリーミースープ」のかぼちゃは、「ひょうたんかぼちゃ」を使いました。ひょうたんのような形が特徴で皮はつるつるとしています。果肉は、ねっとりとして濃厚なので、クリーミースープにぴったりのかぼちゃです。 かぼちゃには、食物繊維やビタミンが多く含まれ、肌や目を丈夫にし、からだの免疫力を高めます。「ひょうたんかぼちゃ」は、特にビタミンAとビタミンEがたくさんあります。 クリーミースープに合うようにペーストに加工したひょうたんかぼちゃピューレと、生の西洋かぼちゃを使いました。 今日の給食たくさんの材料を使うのでいろいろな栄養をとることができ、バランスのとれた料理です。 今日の給食では、血や筋肉のもとになり、身体をつくる牛肉、エネルギーのもとになるじゃがいも、お腹の中の掃除をしてくれるこんにゃく、体の調子を整え、体を守る人参・たまねぎを使ってだし汁と砂糖、濃口しょうゆで煮含めました。 給食風景
1・2年生の給食風景です。「マナーを守り楽しい給食時間にしよう」を2学期の給食目標とし、12月は、特に、お箸の正しい持ち方について指導しています。
大阪モデルが、レッドステージになったことを受けて、食事中のマナーについては、引き続き徹底を図っております。食べ終わるまで、当然、席を立つことはありませんし、食べ終わったら、速やかにマスクを着用し、各自で後片付けをします。 1・2年生の教室をのぞきますと、全員が賢く約束を守っていました。 給食風景早く食べ終わるという面では、よいのですが? 今日の給食パーカーパンは、アメリカの「ホテル・オムニ・パーカーハウス」で出されていたと言われており、切れ目を開くと中に具をはさむことができます。正式には、パーカーハウス・ロールと言うそうです。 ハンバーガーのバンズのように上下が分かれているのではなく1枚もののパンで間にいろいろな具をはさみ、サンドイッチにしていただきます。 今日は、白身魚フライをはさみ、ノンエッグタルタルソースをかけて、フィッシュバーガーにしました。 今日の給食野菜や豆腐だけでなく、いろいろな材料を一緒に炒める「チャンプル」は沖縄の代表的な料理です。 野菜のビタミン・ミネラル、豆腐や肉のたんぱく質、肉や炒め油の脂質など、色々な栄養がとれるように工夫されています。 今日の「豆腐のチャンプル」には、豆腐の他に豚肉、にんじん、たまねぎ、チンゲン菜、はるさめなど、たくさんの具材が入っていました。 さらに、粉かつお、ごま油を入れて味や香りがプラスされ、とても美味しかったです。 今日の給食ガーリックピラフの主役であるにんにくに含まれるアリシンには、ばい菌をやっつける強い力があり、病気の予防に役立ちます。そして、にんにくには、栄養素をエネルギーに変える働きを高め、体の疲れを防ぎ、血液をサラサラにする効果があります。体によい働きをするので、自然の恵みがもたらすお医者さんと言われています。 今日のガーリックピラフには、にんにくのほかに、ベーコン、たまねぎ・にんじん・エリンギなどの野菜がたっぷりと入り、とても美味しかったです。 今日の給食今日のうどんは、こんぶと、けずり節の出汁がきいた、しょうゆ風味のうどんで、肉ときざんだ薄揚げが入っていることから、「肉きざみうどん」という名前がつきました。 牛肉や薄揚げ、たまねぎ、にんじん、しめじ、青ねぎなど、たくさんの具が入っていました。 また、今日のかき揚げに入っていた大豆、ひじき、さつまいもには、食物繊維がたっぷりとふくまれているので、「ファイバーかきあげ」という名前がつきました。 今日の給食けんちん煮とは、豆腐と季節の野菜をいためて、だしを加えて煮たものです。もともと「けんちん」とは、中国の精進料理の中で、豆腐料理をさすことばでした。豆腐が入っているのでたんぱく質をとることができ、肉やいもなどの野菜がいっぱい入っているので、とても栄養たっぷりの料理になりました。 今日の「けんちん煮」は、にんじん、とり肉、だいこん、れんこんなどをいためて、だし汁を加え、甘辛く味をつけ、さといも、うすあげ、豆腐を加えて煮ふくめ、仕上げにごま油で香りづけをしています。 今日の給食ビーフシチューは牛肉・にんじん・玉ねぎ・しめじを炒め、じゃがいもを入れ、水・ポークブイヨンで煮込み、小麦粉・バターできつね色になるまで炒めたブラウンルウとトマトケチャップ・トマトピューレ・砂糖・ソース・赤ワインでさらに煮込んで作りました。 米粉ハムカツは、半円のボロニアソーセージにポテトフレークとお米の粉で衣付けしたカツで小麦粉は使っていません。ビーフシチューと一緒においしくいただきました。 今日の給食「きりたんぽ」は、秋田県の郷土料理の一つです。ごはんをつぶしたものを木の棒にちくわのように巻きつけて焼き、棒からはずして切ったものを山菜やきのこを入れて煮込んだしょうゆ味の鍋料理です。ご飯を棒に巻きつけた形が棒の先に綿を丸めて布で包んだ槍に似ていていることから「きりたんぽ」と言われるようになりました。 給食では「きりたんぽ」に見えるちくわを使って、きりたんぽ風にしてあります。 豚肉、はくさい、にんじん、しめじ、マロニー、青ねぎが入っていて具がたくさんです。とてもヘルシーで、仕上げに土しょうがのしぼり汁を入れているので、体の中から温まりました。 今日の給食メロンパンは、明治時代後半に日本で作られ始めました。はじめは、今のようにビスケット生地が乗った丸型ではなくアーモンドを縦に割ったような形をしていて、作られる地方によって白あんやカスタードクリームが入っていました。その後、今のメロンパンと同じ丸型で、上にビスケット生地を乗せたパンが登場しました。 給食にも数年前から登場しています。おかずにも合うよう、表面に砂糖をかけていないので、あっさりとしたパンに仕上がっています。 |
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