今日の給食「ちゃんこ」とは、相撲力士の食事のことを指します。「ちゃんこ」の「ちゃん」とは、父ちゃん、母ちゃんの「ちゃん」で「こ」は子どもを意味しています。なので「ちゃんこ」とは、「相撲部屋の親方と弟子が一緒に食べる料理」という意味です。 相撲力士は、大きな体を作るために鍋物を食べることが多く、それが広く知られ、家庭でも食べられようになりました。 ちゃんこ鍋の味付けは、しょうゆや味噌、塩味もあり、これといって決まった味付けはありません。中に入っている具も、これが入らないといけないというものはありませんが、一般的には肉団子や白菜、うどんなどが入っています。 今日の献立の「ちゃんこ煮」は、ちゃんこ鍋風に、肉団子や鮭、とうふ、野菜をしょうゆ味で煮込みました。 今日の給食給食に出る「白身魚フライ」は「ホキ」という魚で、ニュージーランド辺りの深い海にいて、目は大きく体は細く、歯が鋭いのが特徴です。大きな魚で、体長は1メートルもあります。 味は、タラに似ており、フライ、ムニエル、バター焼きなどの料理に適しています。 脂肪が少なく、動脈硬化や高血圧を予防したり、頭の働きをよくしたり、カルシウムの吸収を助けたりする栄養が含まれています。 今日の給食秋田県の郷土料理である「きりたんぽ」は、ごはんをつぶしたものを、ちくわのように木の棒に巻きつけて焼き、棒からはずして切ったものを山菜やきのこを入れて煮込んだしょうゆ味の鍋料理です。 給食では、「きりたんぽ」に見えるちくわを使って、きりたんぽ風にしてあります。 豚肉、はくさい、にんじん、しめじ、マロニー、青ねぎが入っていて、とても具沢山でヘルシー。仕上げに土しょうがのしぼり汁を入れたので、体の中から温まりました。 今日の給食ポトフは、フランスの家庭料理のひとつです。牛肉やソーセージなどの肉と大きく切った人参、たまねぎ、かぶ、セロリなどの野菜類をじっくり煮込んだ料理です。 リヨン風とは、フランスのリヨン地方の料理で、たまねぎを使う料理が多く、給食のリヨン風チキンポトフは、鶏肉とフランクフルト・野菜・じゃがいもを煮込み、トマトの缶詰を加え、塩コショウで味つけをして煮込みました。 今日の給食今日の野菜ラーメンには、豚肉とにんじん・たまねぎ・キャベツ・チンゲン菜などの野菜がたくさん入った、ヘルシーなラーメンでした。 野菜には私たちの体の調子を整え、病気から体を守り、丈夫な体を作るのを助けてくれる大切な働きがあります。家庭でラーメンを作るときも、たとえインスタントラーメンであっても、野菜を必ず入れるようにしてみましょう。 今日の給食厚揚げは、厚めに切った豆腐に重しをのせて水をきり、高温の油で揚げたものです。厚揚げの表面は、油揚げのように固いですが、内部は、ほとんど豆腐と変わらないので生揚げとも呼ばれます。 今日は、厚揚げと鶏肉をにんじん、たまねぎ、キャベツ、ピーマンなどの野菜と一緒にみそ味で煮た、栄養たっぷりの献立でした。 今日の給食豚肉のごま煮は、豚肉を土しょうがと一緒に炒め、にんじん、たまねぎ、ごぼう、こんにゃくを加え、けずりぶしの出汁で煮た、炒め煮です。仕上げにごまを加え、風味を加えました。 ごまは、とても小さい粒ですが、カルシウムやビタミンEが豊富な栄養価の高い食品です。 今日の給食デニッシュパンは、デンマーク産のパンで「デニッシュ・ペストリー」とも呼ばれます。デニッシュとは「デンマークの〜」という意味でペストリーとは「生地をパイ状に焼いたもの」という意味です。 パン生地を薄く延ばし、バターやマーガリンを塗り込み、何重にも重ね数回くり返して巻き込むことでサクサクの食感が生まれ、バターの風味が漂うおいしいパンです。 今日の給食「よせなべ風」は、けずりぶしの出汁で、豚肉・焼きとうふ・マロニー・はくさい・ほうれん草・にんじんを煮て、塩・しょうゆ・みりんで味つけしました。 給食では、鍋で煮ながら食べることができないので、よせなべ風という献立名にしています。鍋料理は、魚や肉などのたんぱく質が多い食品とビタミンやミネラルが多い野菜が、一度においしく食べられます。 今日の給食肉とトマトを主な材料とするソースのことを、日本ではミートソースと呼んでいます。 日本では、50年くらい前に缶詰のミートソースが発売され人気が出ました。これが、日本にミートソースを広めるきっかけとなりました。 ミートソースは、スパゲティにかけて食べることが多いですが、今日のポテトのミートソース煮は、スパゲティのかわりにじゃがいもを使いました。 今日の給食ピラフは、米をバターで炒め、たまねぎ、肉、えび、香辛料などを加えて、スープで炊きあげた洋風のごはんです。 ピラフはトルコ料理で、もともとは「煮た米と肉」という意味のトルコ語「プラウ」「ピラヴ」という料理でした。英語やフランス語では、それを「ピラフ」と呼んでおり、日本でも、そう呼ぶようになりました。 具によって、いろいろなピラフがありますが、今日の給食は、鶏肉を使った「チキンピラフ」でした。鶏肉・たまねぎ・にんじん・エリンギをオリーブ油でいため、塩・コショウで味付けした具を米と一緒に炊き上げました。いつもはバターでいためていましたが、今日はオリーブ油で炒めました。 今日の給食今日のかぼちゃのポタージュは、かぼちゃ・にんじん・たまねぎを炒め、小麦粉とバターで作ったルウでとろみをつけ、しおこしょうで、味をつけています。肉類が入っていないので、あっさりとしています。 かぼちゃは、肌や目を丈夫にし、からだの免疫力を高めます。かぼちゃは、夏から秋が旬の野菜です。旬の時期のものは味がよく、栄養価も高いです。 今日の給食いかやえびは、特に日本人が好きなシーフードで食べる量は世界一です。どちらも体を作るもととなる質の良いたんぱく質を多く含み、肉類に比べて脂質が少ないのが特徴です。 また、タウリンという成分を含み、血圧を正常に保ったり、心臓を強くしたりする効果があります。 今日の給食のシーフードスパゲティは、いか・えびに、ベーコン・にんじん・たまねぎ・エリンギ・にんにくを入れて炒め、トマトケチャップとトマトピューレ・塩・こしょうで味つけした具にスパゲティを入れて作りました。 今日の給食今日のじゃがいものスープ煮は、じゃがいもを一口大に切り、ウィンナー・たまねぎ・にんじん・ホールコーンと一緒に、とりがらスープで煮こみ、しお、こしょうと淡口しょうゆで味つけしました。 太陽の光をいっぱいあびてスクスクと育ったじゃがいもは、エネルギーの元になるでんぷんをたくさん含んでいて、わたしたちの健康にとてもいいです。 今日の給食キーマカレーは挽き肉と野菜で作るインド料理です。 ナンなどのパンに、カレーを包んで食べます。キーマとは、インドの言葉で、「細切れ肉」または「ひき肉」という意味があり、ひき肉を使ったカレーをキーマカレーと言います。 カレーに入っているスパイスは、香りや辛み、色をつけると共に食欲を増す働きがあります。 今日の給食ひじきごはんは、鶏肉・ちくわ・うすあげ・にんじんなどいろいろな具とひじきを入れて、しょうゆ・米と一緒にたいています。 ひじきは、こんぶや、わかめ、のりと同じ海そうの仲間です。海そうには、「おなかの中をきれいにそうじして、ガンにかかりにくくする」と言われる食物せんいや、「骨や歯をつくり、じょうぶにする」カルシウム、「血をつくるもととなる」鉄分などのミネラルが多く含まれています。 中でも、ひじきには、鉄分が多く含まれています。また、牛乳の13倍ものカルシウムが含まれています。このように、ひじきには、体をつくるために必要な栄養素が多く含まれています。 今日の給食フランス語でポタージュとは、深い鍋に肉や野菜を煮込んだスープを指しますが、日本では、スープ類の中で、トロミのついたものをポタージュスープ、澄んだものをコンソメスープと呼んでいます。 給食のポタージュスープは、肉類や野菜をいため、小麦粉とバターで作ったルウでトロミをつけ、塩・こしょうで味をつけています。 今日の給食洋風ふくめには、鶏肉・ベーコン・えび・じゃがいも・たまねぎ・にんじんを、とりガラスープで煮込み、塩、こしょうで味つけをして、パセリを仕上げに入れて作っています。じゃがいもがほっこりとして、あっさりとしていて美味しい献立です。 食材であるじゃがいもは、デンプンだけでなく、ビタミンやカリウムも多く含んでいます。特に、ビタミンCが多く、じゃがいものビタミンCは、デンプンに保護されているので、加熱してもへりにくいです。洋風ふくめには、赤・黄・緑の食品がそろっていて、栄養たっぷりです。 今日の給食「あげパン」は、大人気メニューの一つです。栄養的にはカロリーが非常に高い食品で、戦後、お金をかけずに子どもたちの栄養状態を、何とかよくしようと考え、作られたものです。 昔から、給食の定番メニューとして親しまれてきていますが地域によっては、きなこやココアで味付けしているものもあるそうです。 また、あげパンが給食のメニューにない地域もあるそうです。 大東市のあげパンは、給食室で調理員さんが実際に作っています。 コッペパンを油で揚げて、温かい内に砂糖をまぶしてでき上がりです。 今日の給食カレーシチューは、ベスト3に入る給食の人気献立です。 本場のインドのカレーと給食のカレーとは、かなり違っています。 昔、イギリス人がインドの食文化であるカレーをイギリスに持ち帰り、自分たちの好みにあう欧風シチューのようにアレンジしました。そのカレーが、日本に入ってきて、私たちがよく食べているカレーとなっています。 |
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