今日の給食ピラフは、米をバターで炒め、たまねぎ、肉、えび、香辛料などを加えて、スープで炊きあげた洋風のごはんです。 ピラフは、トルコ料理として有名ですが、もともとは「煮た米と肉」という意味のトルコ語で、「プラウ」や「ピラヴ」という名前の料理でした。それを英語やフランス語では「ピラフ」と呼び、日本でもそう呼ぶようになりました。 具によって、いろいろなピラフがありますが、今日は、ハムを使った、「ハムピラフ」でした。鶏肉・たまねぎ・にんじん・エリンギをオリーブ油でいため、塩・コショウで味付けした具を米と一緒に炊きました。いつもはバターでいためていましたが、今日はオリーブ油でいためました。 今日の給食大阪の人は、「お好み焼き」や「たこ焼き」などの小麦粉の料理が大好きです。お店もたくさんあり、家庭でもよく食べられています。 そのため大阪は、「粉物文化」の街と言われます。 今日の給食は、揚げたこやきが出ました。からっと揚がっていて、とてもおいしかったです。 今日の給食今日のおでんは、味噌で味付けをしました。味噌の主な原料は大豆で、これに麹や塩を混ぜ合わせ、発酵させます。すると、大豆のタンパク質が消化しやすく分解され、また、旨みの元であるアミノ酸がたくさんできて、たいへんおいしい味噌が出来上がります。味噌には、赤味噌・白味噌・合わせ味噌などたくさんの種類があります。 今日のみそおでんには、赤味噌と白味噌を混ぜて使いました。2種類の味噌を混ぜることで、風味がよくなり、一層おいしくなりました。 今日の給食中国では、カキを生で食べる習慣がなく、塩に漬けて保存したあと、干して食べられていました。 塩に漬けているとカキからでた汁が上にたまり、この汁がとてもうま味とコクがあるので、料理の隠し味に使われ始めました。 これが、オイスターソースの始まりです。今では、和食や洋食の隠し味にも使われるようになりました。 今日の「魚のオイスターソース」の魚はホキを使っています。白身で、淡白な味のため、バター焼き、ムニエル、白身フライや塩焼きなどとして使われています。 今日の給食うどんは、古くから日本人に親しまれている麺類の一つです。その理由は、つるつるとした、のど越しの良さにあります。 うどん自体の味は、あっさりとしていますが、そこに、つゆとだしの味がアクセントとなります。 うどんの食べ方が、現在のようにかつおだしとしょうゆで味つけした汁で食べるようになったのは、日本中にしょうゆが出回り始めた江戸時代のことだそうです。 今日の給食の『カレーうどん』は、牛肉やかまぼこ、たまねぎ・にんじん・青ねぎなど野菜の入ったうどんです。けずりぶしと昆布でだしをとり、カレールウ・カレー粉を入れ、しお・淡口しょうゆで味つけしました。 今日の給食厚揚げは、血や肉をつくってくれるたんぱく質、骨や歯を丈夫にしてくれるカルシウムを多く含む「とうふ」のよいところと、コクがあって形がくずれにくいという「薄揚げ」のよいところをあわせもった食べ物です。 今日の「厚揚げとキャベツのみそ炒め」は、厚揚げと豚肉、にんにく、土しょうが、キャベツ、たまねぎ、にんじん、干ししいたけ、たけのこを炒め、トウバンジャンをきかせた、みそ味でした。 今日の給食深い鍋に肉や野菜を煮込んだスープをフランス語でポタージュと言いますが、今日のおいものポタージュは、さつまいもを使った、とろみのあるスープでした。 また、衛生面を考え、袋に入った柿がでました。柿は、疲労回復、かぜの予防、ガンの予防、老化防止に効果があります。 今日の給食里芋は1つの親芋に子芋がたくさんつくことから、子宝に恵まれる縁起の良い食べ物とされ、お正月やお祝いの日の料理に、古くから用いられ、今も全国に残っています。里芋のネバネバは、お腹の調子を整え、老化を防いでくれます。 今日の「鶏肉と里芋のごま煮」は、鶏肉の旨味に、ほっこりとした里芋にごまの風味を加え、とても美味しく煮込まれていました。 栄養満点の献立で、お月見にも合わせました。 今日の給食中華パンとは、中国で広く朝食として食べられている肉まん・中華まん・豚まん・饅頭・むしパンなどの小麦粉をこね、蒸して作るパンのことです。 この中の饅頭は、具の入っていないパンで、ご飯の代わりとして、おかずと一緒に食べられています。 給食では、饅頭をイメージして、おかずと一緒に食べやすいように焼き色の薄いパンを作ってもらいました。マーボードーフをはさんで食べてもおいしかったです。 今日の給食ビーフシチューは、牛肉や野菜を、小麦粉と、バターを炒めて作る、ブラウンルウを使い、赤ワインや、トマトソースで煮込んだ料理です。 日本では、明治の初めに洋食レストランのメニューに取り入れられて広まりました。 給食では牛肉・にんじん・玉ねぎ・しめじを炒め、じゃがいもを入れ、水・ポークブイヨンで煮込み、小麦粉・バターできつね色になるまで炒めたブラウンルウとトマトケチャップ・トマトピューレ・さとう・ソース・赤ワインでさらに煮込んで作りました。 今日の給食よくかんで食べると、歯の病気を防いだり、歯並びをよくしたりする効果があります。また、よくかんで食べることは、歯の健康だけでなく、体全体の成長にも大きくかかわっています。 あごの筋肉を動かすことで脳の働きをよくしたり、食べものの消化を助けたりします。また、よくかむことで早食いを防ぎ、食べすぎないようにするので、肥満の予防にもなります。 今日の給食にんじんは、とても鮮やかなオレンジ色をしています。そのオレンジ色は、カロテンの色です。カロテンは、体の中に入って、ビタミンAに変わります。体の成長を助け、目の働きをよくし、抵抗力をつけてくれる働きがあります。カロテンは、油と一緒に調理することで、体内に吸収されやすくなります。 今日の「キャロットパン」は、にんじんをペーストにしたものを、いつものコッペパンに混ぜて作っています。よくかんで食べていると、ほのかににんじんの甘さが口の中に広がりました。 今日の給食パーカーパンは、アメリカの「ホテル・オムニ・パーカーハウス」で出されていたそうで、切れ目を開くと、中に具をはさむことができるパンです。正式には、パーカーハウス・ロールと言います。 ハンバーガーのバンズのように上下が分かれているのではなく、1枚もののパンで、間にいろいろな具をはさみ、サンドイッチにします。 今日は、ミンチカツにソースをかけてはさみ、手作り“バーガー”を作っていただきました。 今日の給食「ちゃんこ」とは、相撲力士の食事のことを指します。「ちゃんこ」の「ちゃん」とは、父ちゃん、母ちゃんの「ちゃん」で「こ」は子どもを意味しています。なので「ちゃんこ」とは、「相撲部屋の親方と弟子が一緒に食べる料理」という意味です。 相撲力士は、大きな体を作るために鍋物を食べることが多く、それが広く知られ、家庭でも食べられようになりました。 ちゃんこ鍋の味付けは、しょうゆや味噌、塩味もあり、これといって決まった味付けはありません。中に入っている具も、これが入らないといけないというものはありませんが、一般的には肉団子や白菜、うどんなどが入っています。 今日の献立の「ちゃんこ煮」は、ちゃんこ鍋風に、肉団子や鮭、とうふ、野菜をしょうゆ味で煮込みました。 今日の給食給食に出る「白身魚フライ」は「ホキ」という魚で、ニュージーランド辺りの深い海にいて、目は大きく体は細く、歯が鋭いのが特徴です。大きな魚で、体長は1メートルもあります。 味は、タラに似ており、フライ、ムニエル、バター焼きなどの料理に適しています。 脂肪が少なく、動脈硬化や高血圧を予防したり、頭の働きをよくしたり、カルシウムの吸収を助けたりする栄養が含まれています。 今日の給食秋田県の郷土料理である「きりたんぽ」は、ごはんをつぶしたものを、ちくわのように木の棒に巻きつけて焼き、棒からはずして切ったものを山菜やきのこを入れて煮込んだしょうゆ味の鍋料理です。 給食では、「きりたんぽ」に見えるちくわを使って、きりたんぽ風にしてあります。 豚肉、はくさい、にんじん、しめじ、マロニー、青ねぎが入っていて、とても具沢山でヘルシー。仕上げに土しょうがのしぼり汁を入れたので、体の中から温まりました。 今日の給食ポトフは、フランスの家庭料理のひとつです。牛肉やソーセージなどの肉と大きく切った人参、たまねぎ、かぶ、セロリなどの野菜類をじっくり煮込んだ料理です。 リヨン風とは、フランスのリヨン地方の料理で、たまねぎを使う料理が多く、給食のリヨン風チキンポトフは、鶏肉とフランクフルト・野菜・じゃがいもを煮込み、トマトの缶詰を加え、塩コショウで味つけをして煮込みました。 今日の給食今日の野菜ラーメンには、豚肉とにんじん・たまねぎ・キャベツ・チンゲン菜などの野菜がたくさん入った、ヘルシーなラーメンでした。 野菜には私たちの体の調子を整え、病気から体を守り、丈夫な体を作るのを助けてくれる大切な働きがあります。家庭でラーメンを作るときも、たとえインスタントラーメンであっても、野菜を必ず入れるようにしてみましょう。 今日の給食厚揚げは、厚めに切った豆腐に重しをのせて水をきり、高温の油で揚げたものです。厚揚げの表面は、油揚げのように固いですが、内部は、ほとんど豆腐と変わらないので生揚げとも呼ばれます。 今日は、厚揚げと鶏肉をにんじん、たまねぎ、キャベツ、ピーマンなどの野菜と一緒にみそ味で煮た、栄養たっぷりの献立でした。 今日の給食豚肉のごま煮は、豚肉を土しょうがと一緒に炒め、にんじん、たまねぎ、ごぼう、こんにゃくを加え、けずりぶしの出汁で煮た、炒め煮です。仕上げにごまを加え、風味を加えました。 ごまは、とても小さい粒ですが、カルシウムやビタミンEが豊富な栄養価の高い食品です。 |
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