今日の給食フランス語でポタージュとは、深い鍋に肉や野菜を煮込んだスープを指しますが、日本では、スープ類の中で、トロミのついたものをポタージュスープ、澄んだものをコンソメスープと呼んでいます。 給食のポタージュスープは、肉類や野菜をいため、小麦粉とバターで作ったルウでトロミをつけ、塩・こしょうで味をつけています。 今日の給食洋風ふくめには、鶏肉・ベーコン・えび・じゃがいも・たまねぎ・にんじんを、とりガラスープで煮込み、塩、こしょうで味つけをして、パセリを仕上げに入れて作っています。じゃがいもがほっこりとして、あっさりとしていて美味しい献立です。 食材であるじゃがいもは、デンプンだけでなく、ビタミンやカリウムも多く含んでいます。特に、ビタミンCが多く、じゃがいものビタミンCは、デンプンに保護されているので、加熱してもへりにくいです。洋風ふくめには、赤・黄・緑の食品がそろっていて、栄養たっぷりです。 今日の給食「あげパン」は、大人気メニューの一つです。栄養的にはカロリーが非常に高い食品で、戦後、お金をかけずに子どもたちの栄養状態を、何とかよくしようと考え、作られたものです。 昔から、給食の定番メニューとして親しまれてきていますが地域によっては、きなこやココアで味付けしているものもあるそうです。 また、あげパンが給食のメニューにない地域もあるそうです。 大東市のあげパンは、給食室で調理員さんが実際に作っています。 コッペパンを油で揚げて、温かい内に砂糖をまぶしてでき上がりです。 今日の給食カレーシチューは、ベスト3に入る給食の人気献立です。 本場のインドのカレーと給食のカレーとは、かなり違っています。 昔、イギリス人がインドの食文化であるカレーをイギリスに持ち帰り、自分たちの好みにあう欧風シチューのようにアレンジしました。そのカレーが、日本に入ってきて、私たちがよく食べているカレーとなっています。 今日の給食やきスパゲティは、ちくわと豚肉、にんじん、キャベツ、玉ねぎを炒め、ウスターソース・とんかつソースで味付けしスパゲティとあわせています。 やきそばとほとんど同じ具で、同じ作り方ですが、中華そばのかわりに、スパゲティを使っています。 給食では、中華そばを炒めて温度を上げようとすると焦げてしまうので、ゆでたての熱いスパゲティを入れて仕上げています。ちくわは、魚のすり身に調味料を加えて、棒に巻きつけ焼いたものです。白身の魚を原料とするので、消化の良いたんぱく質が含まれています。 |
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