今日の給食吉野汁は、鶏肉や豆腐、にんじん、はくさい、しいたけ、白ねぎなどの材料が入っていて、奈良県の吉野で取れる“くず粉”でとろみをつけた和風の汁物です。くず粉は、くずという植物の根っこから取れるでんぷんを粉にしたものです。汁にとろみをつけ、『くず切り』や『くずもち』などの和菓子にも欠かせない材料です。くずの根は葛根と言い、風邪や頭痛の薬にも使われています。 今日の給食デニッシュパンは、デンマーク産のパンで「デニッシュ・ペストリー」という呼び方もあります。デニッシュとは、「デンマークの」という意味で、ペストリーは、生地をパイ状に焼いたものをさします。パン生地を薄く延ばしバターやマーガリンを塗り込み、何重にも重ね、巻き込むことを、数回くり返して出来ています。数回繰り返すことでサクサクの食感やバターの風味があるおいしいパンです。 今日の給食プルコギは、韓国・朝鮮の代表的な肉料理の一つです。 「プル」は「火」、「コギ」は「肉」を意味しますが、日本でいう「焼き肉」とはかなり違い、どちらかというと「すき焼き」に近い料理なので、日本では、「韓国風すき焼き」とも言われています。 薄切りの牛肉にしょうゆベースの甘口の下味をつけ、野菜や春雨と一緒に焼いたり、煮たりして作る料理で韓国・朝鮮料理の中でも辛くない料理の代表です。 しっかりした味つけなので、ごはんにとてもよく合いました。 今日の給食今日の献立の「野菜かきあげ」は、給食室で、一つひとつ手作りで作られました。細切りのにんじん・さつまいも・たまねぎとささがきごぼうに、青のり粉と小麦粉を混ぜ込み、丸めたものを油で揚げました。 野菜には食物せんいが多く含まれています。食物せんいは、腸のそうじ役としてしっかり働いてくれるので、病気の予防には欠かせません。食物せんいの入った野菜をたくさん食べてほしいものです。 今日の給食ひじきは、こんぶやわかめ、のりと同じ海そうの仲間です。海そうには、「おなかの中をきれいにそうじして、がんにかかりにくくする」と言われる食物せんいや、「骨や歯をつくり、じょうぶにする」カルシウム、「血をつくるもととなる」鉄分などのミネラルが多く含まれています。中でも、ひじきには、鉄分やカルシウムが多く含まれています。 給食では、ひじきのいため煮やひじきごはん、いそ煮などに使っています。今日は牛肉のひき肉とひじきを使い、給食室で作った手作りのそぼろふりかけです。ごはんの上に配り、美味しくいただきました。 今日の給食今日の給食献立は、赤飯・ぞう煮・田作り・みかん・牛乳で、新年のお祝いをしました。 あずきの煮汁で炊く赤飯は、色々なお祝いの時に食べます。 ぞう煮は、平安時代の初めにもち・人参・大根などを神様に供えたあとで食べるようになったのが始まりで、お供えしたものを食べると体がじょうぶになると言われています。 田作りは、いわしを田んぼの肥料として撒くとたくさんのお米がとれたので、田作りと名づけられました。今年もよい年でありますようにと願いをこめて、お正月献立を美味しくいただきました。 |
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