今日の給食ピラフは、炒めた米を色々な具とともに、だし汁で炊いた料理で、トルコから伝わりました。トルコでは、ピラフは一般的な料理で、入れた具の名前を前につけて呼びます。「えびピラフ」は、えびの入ったピラフなので、そう呼ばれています。 日本人は、とてもえびが大好きで毎年世界で一番たくさんのえびを食べています。長生きを願う食べ物として重宝され、お祝い時の料理には欠かせない食材です。 今日の給食いそ煮のいそは、海そうのことで、今日の献立は、ひじきの入った煮物で、いそ煮といいます。 海そうには、おなかの中をきれいにそうじしてくれる食物せんいや、骨や歯をつくり、丈夫にするカルシウム、血をつくるもととなる鉄分などのミネラルが多く含まれています。 中でも、ひじきには鉄分とカルシウムが多く含まれていて、体をつくるために必要な栄養素が多く、とても体に良い食材です。 今日の給食さばは、青魚の中でも「青魚の王様」といわれるくらい栄養価が高い魚です。からだを作るたんぱく質が多く、ほかにも頭の働きをよくし血をサラサラにする栄養があります。 しかし、さばは、鮮度が落ちるとアレルギーの原因になるヒスタミンが増えるので新鮮なものを早めに調理し、食べるようにしなければなりません。 今日の「さばのみそ煮」は、さばの素焼きを、におい消しのしょうが、みそ、さとう、しょうゆ、酒、みりんなどの調味料でよく煮込み、別に作っておいた味噌だれをかけてあります。 甘辛い味噌だれが、ごはんのおかずにぴったりです。 今日の給食チリコンカーンは、アメリカ独特の料理です。メキシコに近いテキサス州で生まれた、スペイン料理とアメリカ先住民の料理が合わさったものです。 チリコンカーンという料理名の「チリ」はチリソース、「コン」は豆、「カーン」は肉をさしているそうです。水に戻した豆をやわらかくなるまで煮て、そこに牛や豚のひき肉とトマト、チリパウダーなどを加えて煮込みます。栄養バランスが良く、パンによく合い、食べやすい味付けです。 今日の給食今日の献立は、赤飯、雑煮、田作り、みかん、牛乳で、新年のお祝いをしました。 あずきの煮汁で炊く赤飯は、いろいろなお祝いのときに食べます。 ぞう煮は、平安時代のはじめに、もち・人参・大根などを神様に供えたあとで食べるようになったのが始まりでお供えしたものを食べると体がじょうぶになると言われています。 田作りは、いわしを田んぼの肥料として撒くと、たくさんの米がとれたので、田作りと名づけられました。「今年もよい年でありますように」と願いをこめ、お正月献立が提供されました。 |
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