担当の先生が熱心に校長に説明してくれました。いわゆる表現技法、体言止め、擬人法、反復などがあるのですが、校長も国語科の教員なのですが、「風が泣いている」これを擬人法と言うんです、という説明で終わりがちなのです。この先生は、違います。表現技法について説明プリントを用意し、それを生徒が読む。図書室に行って、童話を読み、その言い方をしている部分を探す。さらに、それらの言い方を使って童話を書いてみようという授業を展開しているところです。え、童話なんて中学生が書けるの?とお思いでしょうが、それが、すばらしい童話を書いている人が何人もいるとのこと。すばらしいですね。先生がしっかりとしたものを用意し、教えすぎずに、方向を示し、高い要求を生徒にする。口にするのは簡単ですが、それを目の前で実践しているのを見ました。感動しました。生徒も先生もすばらしい。