11月1日の給食大根のスープ・・大根の原産地は、ヨーロッパから中央アジアで、稲作と共に中国から伝わったといわれています。大根は葉に近い部分ほど甘く、先に近い部分ほど辛味が強くなります。大根の白い部分には、でんぷんを分解する酵素が含まれていて消化を助け、辛味には、血液をサラサラにして血管を守ったり、細菌をやっつけたりする作用があります。皮にたくさん含まれている食物繊維は、おなかの掃除をします。葉には、ビタミンやカルシウムなどたくさんの栄養素が含まれています。 10月31日の給食かぼちゃのクリーミースープ・・10月31日はハロウィンです。ハロウィンの始まりは、2000年以上も前のケルト人のお祭りが起源といわれています。ヨーロッパの先住民族のケルト人は、11月1日を新年の始まりとし、大晦日にあたる10月31日には秋の収穫を祝うとともに悪霊を追い払う祭りをする風習がありました。アメリカでは、ハロウィンといえば、オレンジ色のかぼちゃをくりぬいて目・鼻・口を作り、中にろうそくを立てた「かぼちゃのランタン」を玄関や窓辺に飾り、悪霊を追い払います。給食では、ハロウィンに合わせて「かぼちゃのクリーミースープ」が登場しました。 10月28日の給食厚揚げの五目炒め煮・・厚揚げは、厚めに切った豆腐に重しをのせて水を切り、高温の油で揚げたものです。血や肉の元になるたんぱく質、骨や歯を丈夫にしてくれるカルシウムを多く含む「とうふ」のよいところと、コクがあって形が崩れにくい「うすあげ」のよいところを併せ持った食べ物です。きょうの厚揚げの五目炒め煮は、厚揚げ、豚肉、にんにく、土しょうが、白ネギ、たまねぎ、にんじん、干しシイタケ、たけのこ、チンゲン菜を炒め、みそと砂糖、濃口醬油で味を整え豆板醬で辛味をつけています。ピリ辛のみそ味でごはんがすすみます。 10月27日の給食いかナゲット・・いかをナゲット風にして揚げたものです。ナゲットとは、英語で金の塊という意味です。細かくした鶏肉や、いか、えびを塊にして衣をつけて揚げたものが、金の塊のように見えることから、ナゲットと名づけられました。 10月26日の給食さんまの煮つけ・・さんまは、体を作ったり、頭の働きをよくする栄養素がたくさん含まれていて、成長期のこどもたちに食べてもらいたい魚です。10月ごろに北海道の釧路でとれたさんまは脂がたっぷりのっていて、一番おいしいと言われています。 10月25日の給食鶏肉のオイスターソース炒め・・鶏肉をキャベツ、にんじん、たまねぎ、たけのこ、干ししいたけ、三度豆などの野菜と炒め、濃口しょうゆとオイスターソースで味付けしています。オイスターソースは、牡蠣からつくられた中華料理に欠かせない調味料です。 10月24日の給食きりぼしと青菜炒め・・チンゲン菜と切り干し大根をうすあげ、にんじんと炒め、さとう、酒、みりん、うすくちしょうゆで味付けをしています。切り干し大根は、大根を千切りにして干したものです。よく干すことで甘味が増し、歯ざわりもよく、おいしくなります。 10月21日の給食マーボードーフ・・中国料理の一つで、ひき肉と赤トウガラシ・山椒・豆板醤などを炒め、鶏ガラスープを入れて豆腐を煮た料理です。中国の四川省で、マーボーと呼ばれていたおばあさんの作る、豆腐料理がとても美味しいと評判になったので、マーボーさんが作った豆腐料理で、マーボー豆腐と呼ばれるようになったそうです。 10月20日の給食リヨン風チキンポトフ・・ポトフは、フランスの家庭料理の一つです。牛肉やソーセージなどの肉と、大きく切ったにんじん、たまねぎ、かぶ、セロリなどの野菜をじっくり煮込んだ料理です。リヨン風とは、フランスのリヨン地方の料理で、たまねぎを使う料理が多いです。 10月19日の給食くりごはん・・栗は、日本で昔から食べられていて、古い本の中にも栗のことが書かれています。あまり寒いところでは実がならないので、東北地方よりも南で栽培されています。給食では、栗ご飯にしていただきます、ほんのりとした塩味が栗の甘味を引き立ててくれています。 10月18日の給食カレーうどん・・うどんは、古くから日本人に親しまれている麺類の一つです。うどんの食べ方が、現在のようにかつおだしとしょうゆで味付けした汁で食べるようになったのは、日本中にしょうゆが出回り始めた江戸時代のことです。 きょうの給食の「カレーうどん」は、牛肉やかまぼこ、たまねぎ、にんじん、青ネギの具材に削り節と昆布でとった出汁に、カレールウ、カレー粉、塩、しょうゆで味付けしています。 10月14日の給食中華風かやくごはん・・豚肉、にんじん、たけのこ、干ししいたけを土ショウガとごま油で香りよく炒め、塩コショウ、しょうゆ、みりんで味付けをした具材を米と一緒に炊き込んでいます。「かやく」とは、色々な具が入り体にいいという意味があります。漢方薬の言葉で、主な材料のほかに、薬の効果を高める目的で加えられる、補助的な材料のことをいいます。そこから、主な食材を引き立てる副材料ということで、うどんやごはんなどに入れる具を「かやく」と呼ぶようになりました。 10月13日の給食じゃがいものスープ煮(じゃがいも)・・エネルギーの元となるでんぷんをたっぷりと含んでいます。じゃがいもの品種で多く作られているのが「男爵」「メークイーン」で、「メークイーン」のほうが煮崩れしにくいので、煮物によく使われます。きょうの給食にも「メークイーン」を使用しています。 10月12日の給食牛ひじきそぼろ・・ひじきは、昆布やわかめ、のりと同じ海藻の仲間です。海藻には、「おなかの中をきれいに掃除してがんにかかりにくくする」といわれる食物せんいや、「骨や歯をつくり、丈夫にする」カルシウム、「血をつくるもととなる」鉄分などのミネラルが多く含まれます。中でもひじきには、鉄分やカルシウムが多く含まれています。きょうは、牛肉のひき肉とひじきを甘辛く炊いています。ごはんにかけてふりかけとしていただきました。 10月11日の給食ホワイトシチュー・・牛乳や生クリームをベースに肉、にんじん、玉ねぎなどを煮込み、小麦粉をバターで炒めたルウでとろみをつけています。温かいシチューがうれしい季節になりました。 10月7日の給食けんちん煮・・豆腐と季節の野菜を炒めて、出汁を加えて煮たものです。もともと「けんちん」とは、中国の精進料理の中で豆腐料理を指す言葉でした。豆腐と肉、大根、にんじん、れんこん、里芋などが入っているので、栄養たっぷりの料理になりました。 10月6日の給食ミートサンド・・合いびき肉・たまねぎ・ピーマンを炒め、とろみをつけるための小麦粉を入れ、トマトケチャップとウスターソース、塩、コショウで味付けをしています。スライスチーズと共に、切り目入りコッペパンにはさんでいただきます。 10月5日の給食五目豆・・五目とは、いろいろな材料を、味や彩り、栄養のバランスを考えて取り合わせたものです。今日の五目豆は、大豆を柔らかく煮て、牛肉、こんにゃく、にんじん、三度豆を入れて甘辛い味付けにしてあります。 10月4日の給食ラーメン・・中華麺とスープに、チャーシュー、メンマ、味付けたまご、きざみねぎ、のりなどの具を組み合わせた麺料理です。日本では、幕末から明治時代に開港された港の近くにできた中華街に中華料理店が開店し、大正時代頃から各地に広まっていきました。 10月3日の給食キムチ肉じゃが・・牛肉、こんにゃく、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもをかつお出汁とさとう、濃口醬油で煮含めた肉じゃがにキムチ、ニラ、ごま、ごま油を加えて仕上げました。キムチのピリッとした辛味が効いています。 |
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