6年生の人権教育の授業を観察しました。自分が持っている固定概念に気づき、それが偏見につながることを知る授業でした。初めに、「大阪人は、○○だ」や「女子は、○○だ」など、○○の人といえば、こういう人という、子どもたちの持っているイメージを出し合いました。そして、固定概念や偏見の意味を確認してから、みんなの持っているイメージは固定概念なのか、偏見なのか、どちらでもないのかを考えました。「大阪人はたこ焼き器を一家に一台持っている」というイメージを持っているが、クラスで調査をしたところ、2,3人はたこ焼き器が家にないことがわかりました。これは事実ではない、固定概念かなと考えることが大切で、偏見のように人を悪く判断することには、特に気をつける必要があることを学びました。