5年生は人権教育として「命をいただく」ことについて学習しています。牛からスーパーで並べられているトレーに入ったお肉となるまでの「間」に関わる仕事をされていた方をお招きして「命をいただく」ことについてお話を聞きました。この世で一番大事なものは何だと思いますかと尋ねられ、「人の命」が一番大事だとおっしゃいました。そして、人が生きていくためにはエネルギーが必要で、人は植物や動物の「命」をいただいて生きているということを話されました。人の都合で牛は短い一生となるのだから、牛を「わる」という言葉を使い、「ありがとうね。おいしいお肉になってね。」と感謝の気持ちで仕事をしているとおっしゃっていました。その後、映画「ある精肉店のはなし」のダイジェスト版を見ました。牛の命の学習を通して、人の気持ちのわかる優しい人になってほしいと話されました。人権教育を通して、人の気持ちが分かり、感謝の気持ちを表す「ありがとう」の言葉がいっぱいの学年、学校となってほしいです。