1年生の算数の授業を観察しました。「なんばんめ」という単元で、「前から何番目」と「前から何番」の違いについて考えました。まず初めに教科書に載っている動物たちがかけっこしている絵で考えました。「前から3匹目」と「前から3匹」で何か違うかをペアで考えました。子どもたちは「め」がある、ないについてはすぐに気づきました。「め」がつくと、その1匹だけを指しているが、「め」がないと前から3匹までを指すということに得心がいかないようでした。教室の座席を使って、「前から3列目の人、立ってください」と「前から3列、立ってください」と実際に動作をしてみながら理解を深めていきました。