合奏の練習中(6年1組)
6年1組の音楽を見学しました。練習している曲は、ラベル作曲の「ボレロ」です。実は、この曲はとても不思議な構造をしています。
まず、この曲は最初からほとんど最後まで同じリズムが繰り返されます。打楽器奏者泣かせの曲ともいわれています。 2つ目に、この音楽の「表現」は最初から最後まで1つのクレシェンドのみです。通常、音楽は1曲の中に、表現の山があり谷があるのですが、この曲はPP(ピアニシモ)から始まり1つのクレシェンドのみで曲が終わります。こんな構造の曲は、他にありません。 そして3つ目ですが、この曲のメロディは最初から最後まで2種類のパターンしかありません。不思議な曲です。 簡単そうに見えて、実は奥が深い曲です。6年生の皆さん、頑張って素晴らしい作品を完成させてください。 |
|