修学旅行3
- 公開日
- 2013/12/09
- 更新日
- 2013/12/09
6年生
被爆体験談を聞きました。お話をしてくださったのは御堂義之さんという方で、10歳になろうかというときに被爆され、10名のご家族や親戚の方を亡くされました。御堂さんは、原子爆弾が落とされた時、コンクリートの壁で熱線はまぬがれたそうです。しかし、お兄さんが被爆され、全身大やけど、幻影を見ているのか「すいかがある。」と言ったり「水・・・みず」と言って1週間後に亡くなられたそうです。お母さんも被爆され、髪はばっさり抜け、寝ていた背中にはうじ虫がわき、薬を塗ってあげたそうですが、御堂さんが10歳の誕生日を迎えられた日に亡くなられました。2歳の甥っ子は家の下敷きになり、救出できないまま泣きながら死んでいったと・・・。本当に苦しみは、言葉では言い尽くせないことだったろうと思います。