昨日、69期生の卒業式が無事に挙行されました。三年間の中学校生活の中で、大きく成長した姿を式の中で見せてくれました。私は卒業証書を校長先生が渡される補助に入っていました。担任の先生より一人一人名前が呼ばれ、大きな声で返事し、舞台に上がってきました。どの生徒にも思い出があり、『あ〜1年のときに、こんなことあったなぁ。』などと思い出に浸っていました。校長先生も『あ〜今日は来れたんやね。』などと時折ひとり言を挟みながら、大切に証書を渡してくださいました。
証書を受け取ると、『ありがとうございます。』と笑顔でこたえる姿にまた胸が熱くなりました。この卒業証書授与の時間が、今までお世話になった人への恩返しと言っていたので、しっかりと気持ちを込めて行ってくれたと思っています。そして、卒業生答辞。『こういう時には緊張もあって泣けないです。』といっていた代表生徒が、仲間との話になると思わず涙してしまう姿に、卒業生はもちろん教職員も涙しました。
そして、卒業の歌。保護者の方へ向けて、堂々と歌い切るはずだったのですが、みんな顔は涙でグチャグチャでした。それでも歌おうとしている彼ら彼女らの心のこもった歌声に、『もっと聴いていたい。もっと歌わせてあげたい。』と思いました。
いつの日か、もっと立派になってまた必ず会おう！と約束した卒業式。必ず、次のステージでも素敵な出会いを大切にしてくれると信じています。
69期生のスミロック達よ！あったかい卒業式だったよ。よく頑張った！本当にありがとう。また会おう！
三年生学年主任 畑中 照美