学校日記

3年生 視覚障がい者理解教育1

公開日
2024/10/17
更新日
2024/10/17

3年生

10月17日(木)、今日は3年生を対象に、講師には日本福祉学習センター理事長の雑賀利幸先生をお迎えして、視覚障がい者理解のための人権教室を行いました。雑賀先生は若くして失明されましたが、幅広い経験と学習を積み重ねられ、現在は高校で教鞭をとられると共に、福祉ボランティアの基礎を学んだり福祉スキルの向上をめざす講座や小学校や各団体に向けて出張授業を行うなど精力的に活躍されています。

はじめに視覚障がい者の方が困ることとして、移動と情報を得ることを挙げられていました。例えば自動販売機で飲み物を買おうとしても、どんな飲み物が売られているかわかりません。移動と情報を得るためには、どうしても手助けが必要になります。

反対にラッキーなこともあると言われていました。それは、いやなものを見なくてすむことや夜、電灯のないところでも生活ができること、いろいろな人に親切にしてもらえることや人前で緊張しにくいこと、そして、今日、皆さんと出会えたことですと言われました。

子どもたちの質問にも丁寧にお答えいただき、視覚障がいがあっても子どもたちが思っていたよりもはるかに、たくさんのことができるのだとわかりました。