修学旅行4
- 公開日
- 2014/11/05
- 更新日
- 2014/11/05
6年生
昼食後、被爆者の方の聞き取りをしました。語ってくださったのは、吉岡幸雄さんという85歳の方です。
吉岡さんは、当時16歳の学生さんでした。建物疎開作業の動員が8月5日と6日にかけられ、級長であったためジャンケンで5日を選んだところ、6日に動員された級友半数が全員死亡。ジャンケンで生死を分けたことが心の重みとなり、50年間クラス会に出ることができなかったそうです。吉岡さんご自身も爆心地から1.8kmの所で吉岡さんのお父さんと一緒に被爆されました。お父さんは、被爆後、体に放射線特有の斑点が表れ、3カ月後に亡くなられたそうです。吉岡さんも被爆の熱線で火傷を負われ、手、足、背中にケロイドが今も残っているとおっしゃっていました。