今日の給食昆布豆は、日本食の代表的な材料である、昆布と大豆をやわらかく煮て甘辛い味付けにしてあります。 大豆は質の良いタンパク質がたくさん含まれる食べ物です。タンパク質は、体を作ってくれます。大豆にはタンパク質が、肉と同じくらい含まれているので、「畑の肉」と呼ばれています。 昆布には、うま味成分のグルタミン酸が多く含まれているので、とてもおいしい出汁がとれます。昆布は、出汁の他に煮物や炒め物、昆布巻き、つくだ煮など、いろいろな料理に使われています。鉄分・カルシウムといった、日本人に不足しがちなミネラルが多い食べ物です。 今日の給食オイスターソースは、中華料理にかかせない調味料の一つです。オイスターとは、貝のカキのことで、カキから作られた調味料がオイスターソースです。 中国ではカキを生で食べる習慣がなく、塩に漬けて保存したあと、干して食べられていました。塩に漬けているとカキからでた汁が上にたまり、この汁がとてもうま味とコクがあるので、料理のかくし味に使われ始めました。これがオイスターソースの始まりです。今では和食や洋食のかくし味にも使われるようになりました。 今日の「魚のオイスターソース」の魚は、ホキを使っています。白身で淡白な味のため、バター焼き、ムニエル、白身フライや塩焼きなどとして使われています。 今日の給食ごぼうはキク科の植物で、私たちが食べているのは人参や大根と同じ根の部分です。ごぼうを食べているのは、日本だけだそうで、外国の人が「日本人は木の根を食べるのか」とおどろいたそうです。ごぼうには、『食物せんい』が、とてもたくさんあり、腸のはたらきを活発にして、便通をよくします。 今日の給食は、ささがきごぼうとにんじん、まぐろのオイル漬けを炒めたサラダで、ごまドレッシングをかけて食べました。 今日の給食「のっぺい汁」は、茨城県・栃木県などで、神社のお祭の時のおもてなし料理として各家庭で作られていた郷土料理です。 今日の給食の「のっぺい汁」は、昆布・削り節で出汁を取り、鶏肉・豆腐・里芋・大根・にんじん・青ねぎの具をたっぷりと入れ、かたくり粉でとろみをつけています。 血や骨のもとになり体をつくる赤色の栄養素、エネルギーのもとになる黄色の栄養素、体の調子を整える緑色の栄養素が揃っていて、ボリュームもあります。 今日の給食たこやきは、だし汁でといた小麦粉の生地を、専用の鉄板に流し込み、小さく切った、たこ、粉かつお、紅しょうが、青ねぎなどを入れて丸く焼き上げます。 大阪の人は、「お好み焼き」や「たこ焼き」などの小麦粉の料理が大好きです。お店もたくさんあり家庭でもよく食べられています。そのため大阪は粉物文化の街と言われます。今日の給食は、油で揚げたたこやきです。 今日の給食今日のかつおあえは、チンゲン菜とキャベツを使って、さとう・みりん・うす口しょうゆで味つけをして仕上げに粉かつおであえています。 かつお節は、独特のうま味があり、汁物などのだしをとる時によく使われますが、粉かつおにして、野菜とあえてもおいしく食べられます。チンゲンサイは、ビタミンA、ビタミンCが豊富でカルシウムやカリウム、鉄分などのミネラルや食物繊維も多く含まれる緑黄色野菜です。クセやアクが少ないので、おひたしや炒め物・煮物やスープなど幅広い料理に使われています。 キャベツには、ビタミンCがみかんと同じ位含まれていて、ビタミンAも、緑色した外側の葉にたくさんあります。 今日の給食フルーツカクテルのカクテルというのは、お酒という意味といろいろなものを混ぜ合わせたものという意味があります。フルーツカクテルは、いろいろなゼリーやくだものが入ったデザートです。今日の給食のフルーツカクテルは、もも缶、パイン缶とレモンゼリー、みかんゼリーを入れて作っています。 レモンやみかんには、ビタミンCが含まれています。疲れをとったり、風邪を予防したり、肌をきれいにしたりするのに効果があります。レモンゼリーには、はちみつも入っているので、甘酸っぱくて食べやすいです。 今日の給食ちくわは、白身の魚を原料とするので、消化の良いたんぱく質が含まれています。脂肪分やコレステロールが少ない、高たんぱく低脂肪食品で、海外でも人気が出始めているそうです。 ちくわは、そのまま食べたり、いろいろな料理に使われたりもします。給食では、「ちくわのいそべあげ」「ちくわフライ」「おひたし」「ちらしずし」「やきそば」「やさいいため」などに使っています。 今日の給食の「ちくわフライ」は、調理員さんが、ちくわを小麦粉で作ったころもにつけてパン粉をまぶし、揚げています。 今日の給食パエリアは、とり肉やいか、えび、貝などの魚介類、野菜をオリーブ油で炒め、スープで炊くスペインのバレンシア地方で生まれた炊き込みごはんのことです。 両手に取っ手のついた底が平らなフライパンのような浅い鍋「パエリア」を使うことからこの名前がつきました。 パエリアには、ふつうサフランという香辛料が使われています。サフランは、ブイヤベースやパエリアなどの料理には欠かせない香辛料ですが、高価な調味料なので、給食では、カレー粉とターメリックでパエリアに色と香りをつけています。ターメリックはショウガに似た茎を乾燥させたもので、「うこん」とも言います。黄色い色をつけるのに使う香辛料です。いか、えびなどの魚介類やとり肉の他、にんじん、たまねぎ、トマトの水煮の入ったご飯で、栄養たっぷりのバランスのとれた献立です。 今日の給食「じゃがいものそぼろ煮」は、合挽き肉、じゃがいも、たまねぎ、にんじんをけずりぶしのだしで煮て、甘辛く味付けした煮物です。そぼろとは、お肉を細かくした挽き肉を使って甘辛く炊いたものです。 じゃがいもは、エネルギーの元になるでんぷんをたくさん含んでいて、わたしたちの健康にとてもいいです。じゃがいもは、「だんしゃく」と「メークイーン」という2つの種類がありますが、給食では「メークイーン」を使っています。これは、少し細長くて、表面がつるりとしているのが特徴です。 |
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