今日の給食パエリアは、とり肉やいか、えび、貝などの魚介類、野菜をオリーブ油で炒め、スープで炊くスペインのバレンシア地方で生まれた炊き込みごはんのことです。 両手に取っ手のついた底が平らなフライパンのような浅い鍋「パエリア」を使うことからこの名前がつきました。 パエリアには、ふつうサフランという香辛料が使われています。サフランは、ブイヤベースやパエリアなどの料理には欠かせない香辛料ですが、高価な調味料なので、給食では、カレー粉とターメリックでパエリアに色と香りをつけています。ターメリックはショウガに似た茎を乾燥させたもので、「うこん」とも言います。黄色い色をつけるのに使う香辛料です。いか、えびなどの魚介類やとり肉の他、にんじん、たまねぎ、トマトの水煮の入ったご飯で、栄養たっぷりのバランスのとれた献立です。 今日の給食「じゃがいものそぼろ煮」は、合挽き肉、じゃがいも、たまねぎ、にんじんをけずりぶしのだしで煮て、甘辛く味付けした煮物です。そぼろとは、お肉を細かくした挽き肉を使って甘辛く炊いたものです。 じゃがいもは、エネルギーの元になるでんぷんをたくさん含んでいて、わたしたちの健康にとてもいいです。じゃがいもは、「だんしゃく」と「メークイーン」という2つの種類がありますが、給食では「メークイーン」を使っています。これは、少し細長くて、表面がつるりとしているのが特徴です。 |
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