今日の給食けんちん煮とは、豆腐と季節の野菜をいためて、だしを加えて煮たものです。もともと「けんちん」とは、中国の精進料理の中で、豆腐料理をさすことばでした。豆腐が入っているのでたんぱく質をとることができ、肉やいもなどの野菜がいっぱい入っているので、とても栄養たっぷりの料理になりました。 今日の「けんちん煮」は、にんじん、とり肉、だいこん、れんこんなどをいためて、だし汁を加え、甘辛く味をつけ、さといも、うすあげ、豆腐を加えて煮ふくめ、仕上げにごま油で香りづけをしています。 今日の給食ビーフシチューは牛肉・にんじん・玉ねぎ・しめじを炒め、じゃがいもを入れ、水・ポークブイヨンで煮込み、小麦粉・バターできつね色になるまで炒めたブラウンルウとトマトケチャップ・トマトピューレ・砂糖・ソース・赤ワインでさらに煮込んで作りました。 米粉ハムカツは、半円のボロニアソーセージにポテトフレークとお米の粉で衣付けしたカツで小麦粉は使っていません。ビーフシチューと一緒においしくいただきました。 今日の給食「きりたんぽ」は、秋田県の郷土料理の一つです。ごはんをつぶしたものを木の棒にちくわのように巻きつけて焼き、棒からはずして切ったものを山菜やきのこを入れて煮込んだしょうゆ味の鍋料理です。ご飯を棒に巻きつけた形が棒の先に綿を丸めて布で包んだ槍に似ていていることから「きりたんぽ」と言われるようになりました。 給食では「きりたんぽ」に見えるちくわを使って、きりたんぽ風にしてあります。 豚肉、はくさい、にんじん、しめじ、マロニー、青ねぎが入っていて具がたくさんです。とてもヘルシーで、仕上げに土しょうがのしぼり汁を入れているので、体の中から温まりました。 今日の給食メロンパンは、明治時代後半に日本で作られ始めました。はじめは、今のようにビスケット生地が乗った丸型ではなくアーモンドを縦に割ったような形をしていて、作られる地方によって白あんやカスタードクリームが入っていました。その後、今のメロンパンと同じ丸型で、上にビスケット生地を乗せたパンが登場しました。 給食にも数年前から登場しています。おかずにも合うよう、表面に砂糖をかけていないので、あっさりとしたパンに仕上がっています。 |
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