3年生 「川村義肢」株式会社を見学
1月16日(木)3年2組の子どもたちが、大東市御領にある「川村義肢」株式会社に行きました。
川村義肢は、昭和21年に創業され、戦争で手や足を失ったり、傷ついたりした人のために義足や義手を製作したのが始まりだそうです。現在では、従業員数が600名を越える大きな会社で、色々な装具や車椅子などを製造されています。 会社に着くと、会社の概要を説明して下さった後、工場の中を2つのグループに分かれて、案内してくださいました。展示室には、竹で作られた昔の義足や、戦争で足を失われた方に、皇后陛下が贈られた義足もありました。でもこの義足は、履かれることがなかったそうです。それは、一つにはそんな偉い方からいただいたものはもったいなくて履けないという思いと、当時は一人ひとりの足に合わせて作ってなかったので、合わなかったということもあるようですと説明されました。工場内ではいろいろな義足や義手、車椅子を見ることができました。変わったところでは須磨水族園のウミガメの悠ちゃんの前足の義足も、この川村義肢で作られていると聞きました。 3年1組は、1月23日(木)に見学予定です。 新年あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えされたことと存じます。今年も子どもたちの健やかな成長と「がんばろう」という気持ちを大切に教育活動を進めてまいりたいと思います。本年も本校教育活動にご理解とご支援を賜わりますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 3学期のスタートにあたり、始業式では次のような話をいたしました。 新しい年を迎えました。今日の朝、門のところで立っていると「おはようございます。」の後に、「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と言ってくれた人が何人かいました。とてもうれしかったです。 それではみんなで新年のあいさつを元気にしましょう。あけましておめでとうございます。 みなさんは、お家の方と一緒に輝かしい新年を迎えたことと思います。そして今みんなの顔から「三学期もがんばるぞ。」という気持ちが伝わってきました。 今日から三学期が始まりました。三学期は三つの学期の中で一番短く、そして一年間のまとめをする学期です。また、次の学年に上がる準備をする学期でもあります。ですから、今の学年で勉強したことは確実に身につけて上の学年にいかなければなりません。特に6年生は小学校生活最後の学期となります。住南小の一員として学校に来る日は48日です。しっかりと目標を持ち、また、さらに学級・学年集団として高まるようがんばりましょう。 一人のがんばりが、みんなのがんばりにつながるように、また、がんばろうという学級の雰囲気が、一人ひとりのがんばりをさらに強くするために、一つお話をします。 昨日、全国高校ラグビー大会の決勝戦が行われ、大阪の東海大仰星高校が優勝しました。12月に吹奏楽で来てくれたみなさんがよく知っている大阪桐蔭高校も準決勝まで行きましたよ。 このラグビーの有名な言葉に、「ワンフォーオール、オールフォーワン」という言葉があります。日本語で言うと「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と訳します。チームプレイは、どんなスポーツにでも大切です。時にはチームの為に自分を犠牲にしたり、我慢したりするプレイも必要になります。野球の送りバントもその一つですね。 この「一人はみんなのために、みんなは一人のために」ということは、1学期の始業式でもお話しましたが、クラスの中で考えてみましょう。 「一人はみんなのために」とは。そうじや係りの仕事を真面目にすること、それ自体がみんなのためになっています。みんなで仲良く遊ぶことを考える。これもみんなのためですね。授業中、少し騒がしくなった。「静かにしよう。」と声をかける。これも、みんなのためです。 反対にだれかが困っていたら、みんなでその困っている友だちを助けようとする、声をかけようとする。これは、「みんなは一人のために」ということです。 校長先生は、いろいろな学級を見に行きますが、どのクラスも良い所がいっぱいあります。ですから、さらに高まるように、この「一人はみんなのために、みんなは一人のために」で、さらにチームワークのいい学級をつくりましょう。そして、3学期も元気に勉強をしたり遊んだりしましょう。 学力をつけるためには、その土台となる学級づくり、学習集団づくりは必要不可欠です。落ち着いた和気のある学級や学年、そして学校であることが、一人ひとりの学習を高めることになります。 本校の教育目標である「豊かな心を持ち、向上心をもって自分を高め、健康でたくましく生きる児童の育成」に今後とも努めてまいります。 |
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