本の紹介
雨が降り、じめじめとした日が続いています。
図書室の一角には、雨にまつわる物語を集めてみました。 さて、今日は久しぶりに本の紹介です。 紹介者は校長先生です! 目標の50冊以上読破に向けて、着々と読み進めています。そろそろ40が見えてきました。 今回紹介するのは、荻原浩さんの『ストロベリーライフ』です。 「家業の農家を継ぐことを嫌い、故郷の静岡を出て、東京でグラフィックデザイナーとして暮らす恵介。父が倒れたのをきっかけに、慣れないイチゴ栽培を手伝うことになる。妻も子もいる彼が、単身赴任のような形で実家の危機を救おうと悪戦苦闘する中で見つけたものは…。」 本の帯にはこうあります。「人生も、家族も、何度だってやり直せる」そして、「誰が何と言おうと、仕事は、人生は、毎日は、楽しんだもの勝ちだ」。 本を読むことで得られるものはたくさんあります。特にこの作品からは「チャレンジすること」、「本当に大切なもの」、「家族」、「働くということ」「農業の魅力」などについて考えさせられました。何より読後に元気が出ます。あまり詳しくストーリーを紹介すると、面白さが減ってしまうのでこれ以上は述べませんが、悪人が全く出てこないことも魅力の一つかもしれないということは伝えておきます。最後に「おいしいイチゴの見分け方、食べ方」が付いていて、読むと必ず無性にイチゴが食べたくなりますよ。興味がわいたら、ぜひ読んでみてください。 外で遊べない日は、ぜひ図書室に遊びにきてくださいね。新しく購入してほしい本のリクエストも受け付けています。 |
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