続々授業見学週間
またまた「授業見学週間」の報告です。一応本日が最終日となっています。今日は一年生の家庭科で、調理実習の授業を見学しました。「かきたま汁」を作るということで、ホワイトボードに書かれためあてと手順に従って、グループに分かれた生徒たちが賑やかに作業していました。ただ単に作ればいいという取り組みではなくて、化学調味料を使っただし汁と、昔ながらにかつおと昆布でとっただし汁との違いを確かめるといったねらいもあるのです。先生に勧められて、私も味見をさせてもらいました。「なるほど」と、その違いがはっきり分かるのですが、化学調味料に慣れた子どもたちは、果たしてどちらを美味しいと思うのでしょうか。人間が生きて行くために欠かせない「食」について考えさせられる授業です。誰もが生き生きと取り組む姿に、「いい経験をしているなあ」と思いつつ教室を後にしました。
続授業見学週間
前回に引き続き「授業見学週間」です。今日はグラウンドで体育の授業を見学しました。1年生女子のキックベースボールです。先生の指示に従って、準備運動、4つのグループに分かれてトレーニングと進み、最後にクラスごとでのゲームとなりました。集合解散がきびきびしていて、しかも和やかな雰囲気で行われる展開に、日頃からのきめ細やかな指導がうかがわれます。ゲームが始まるとチームを応援する掛け声まで響いてきます。個人の身体能力アップが図られると共に、チームとしての一体感もある素晴らしい時間になっていて、見ているこちらまで嬉しくなりました。
授業見学週間
本校では教員が授業力を高めるため、授業見学週間を定め、お互いの授業を見学し合ってアドバイスのやり取りをする取り組みを実施中です。私も本日6限目に英語の授業を見学させてもらいました。英語教育においては、「できる限りオールイングリッシュで」というのが文科省の考えなのです。正直言って「中学の英語の授業では難しいのではないか」と思っていたのですが、質問や指示もテンポのいい英語が飛び交う素晴らしい内容で驚きました。また、楽しそうに、それでいて高度な活動をしている子どもたちの姿にも感動しました。自分が中学時代にこんな楽しい授業なら、もう少し英語が好きになっていたかもしれないと、少し羨ましく思いました。
市人研
昨日、大東市立市民会館のキラリエホールで、第50回大東市人権教育研究大会の全体会が開催されました。その記念講演として、とよなか国際交流協会に所属する女性のお話がありました。彼女はフィリピン人の母と日本人の父の間に生まれ、8歳で「日本人」となるまで無戸籍・無国籍児として過ごしました。生い立ちの中で味わったマイノリティとしての生きづらさを現在でも感じることが多いという彼女の言葉を聞きながら、多文化共生の実現に向けた取り組みの必要性を強く感じました。なぜなら、それはマイノリティだけのためではなく、すべての人が豊かに生きることのできる社会の形成に繋がるからなのです。
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