子どもたちの給食風景
学校全体で、まだ黙食をがんばって続けています。
今日の給食
はちみつレモンゼリーに注目しました。
レモンには、ビタミンCやクエン酸が含まれていますので、抗酸化力を高められ、疲労回復の効果があります。また、はちみつは保湿効果で喉をうるおしてくれます。 乾燥する今の季節の風邪予防にぴったりの食材ですね。 今日の給食
今日はチャプチェが出ました。
私の好物のひとつです。 春雨を用いた料理なので、その長さから長生きの象徴とされていますし、色とりどりの野菜やお肉を炒めるので縁起が良い食べ物とされています。 また、春雨(韓国の春雨はさつまいもを原料にしている)のほか、ピーマン、にんじん、赤パプリカなど彩り豊かな野菜やきのこ、牛肉の細切りなど、さまざまな具材を使った甘辛い味付けの炒め物です。 漢字では「雑菜(チャプチェ)」と書き、「雑(チャプ)」は混ぜ合わせる、「菜(チェ)」はおかずという意味だそうです。 知っていましたか? 今日の給食
創立記念日なので、お祝いデザートが添えられていました。
「お米de国産みかんタルト」です。 卵、乳、小麦が含まれていまいデザートです。 今日の給食
スパゲティを見て、昨日のあるテレビ番組を思い出しました。
パスタを小麦粉からつくっていました。 イタリアの家庭ではけっこう当たり前のことのようです。 日本に住んでいて、ご飯(米)は当たり前のように炊きますが、稲穂についている玄米から直火炊きをしたことのある人は少ないのではないでしょうか。 そういう私もキャンプで飯盒炊さんをしたぐらいですが。 ただ、私は田舎が福井なので、コメは毎回精米(簡単に言うと玄米を白米にすること)するものだと思っています。 町の精米所。 一番近くの精米所の設置されている場所、知っていますか? 今日の給食
わらび餅は本来、わらびの根から取れるデンプンに水を混ぜて練ってできたもののことを指します。
わらび粉100%のわらび餅は、モチモチしており、ほんのり上品な甘さです。色はねずみ色です。また、時間とともに味がおちて日持ちしないことも特徴で、冷蔵庫に入れると弾力性が落ちてしまいます。そのため、冷蔵保存もできません。 現在、わらびの根から取れるデンプンはとても希少であることから、昔ながらのわらび粉100%のわらび餅は少なくなっています。店頭で見かける透明感があるわらび餅も、もちろんわらび餅ですが、わらび粉の他に葛粉やタピオカ、ジャガイモなどから作られたデンプンが入っています。もちろん冷蔵保存できます。 ところで、わらび餅は本来春に作られる和菓子です。わらびの根は冬に採取され仕込み、ちょうど出来上がるのが春なのです。そのため、春がわらび餅のシーズンなんですよ。 今日の給食
今日の献立は、諸福中学校の3年生が考えたものです。
おいしくいただきました。 今日の給食
今日のおかずはジャーマンポテト。ジャガイモを主要な食材として作られる料理の1つです。
ところで、じゃがいもは南米のアンデス高原が故郷だと言われています。「とうもろこし」とともに、アンデス高原のインカ文明を支えてきたのです。 インカ帝国に終わりをもたらしたスペイン人がヨーロッパへとじゃがいもを持ち帰りましたが、当初は、花の観賞用としてフランス宮殿で栽培されていました。じゃがいもを食用として広めたのはフリードリッヒ大王というドイツの人物です。大王自らが民衆の前で食べて見せたそうです。 じゃがいもは日本に入ってきたのは、400年以上前。ジャカルタを活動の足場としていたオランダ人が、長崎の出島に持ち込んだのが始まりとされています。名前の由来にジャカルタが関係しているのもうなずけますね。 今日の給食
今日のおかずに「ミニミニがんも」がありました。
がんもどき(雁擬き)は、豆腐の加工品のひとつ。略して「がんも」といいます。 水気をしぼった豆腐に、すったヤマイモ、ニンジン、ゴボウ、シイタケ、コンブ、ギンナンなどを混ぜ合わせて丸く成型し、油で揚げたものです。 がんもどきの主成分は、タンパク質と脂質で、大豆由来の成分です。 ほかにも、抗酸化作用によって活性酸素を除去し、脂肪の酸化を防ぐ大豆サポニンや、更年期障害を改善する大豆イソフラボン、鉄やカルシウムなど、大豆のもつ栄養素が多く含まれています。 同じ大豆の加工品である豆腐よりも豊富な栄養素なのだそうです。。 もともとは精進料理で肉の代用品として作られ、雁(がん)の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」だといういわれています。 関西では飛竜頭(ひりゅうず、ひりうず、ひろうす)と呼ばれます。ヒロウスとはポルトガル語のフィリョース(filhos、小麦粉と卵を混ぜ合わせて油で揚げたお菓子)が語源です。 給食の風景
黙食を続けています。
今日の給食
ビーフシチューをおいしくいただきました。
ビーフシチューは明治時代の初期には日本に伝わったと言われていますが、現在のビーフシチューは日本人が好むようにアレンジされたものなので、日本独自の食べ物と言えます。 ところで、ビーフシチューとハヤシライスの違いわかりますか? ごはんにかける、かけないのちがいでしょうか? 一番大きな違いは材料で、ビーフシチューは角切り肉と香味野菜各種。ハヤシライス(ハッシュドビーフ)は薄切り肉とタマネギ。そして、ビーフシチューは「煮込み料理」。ハヤシライス(ハッシュドビーフ)は具材を炒めて絡めた料理で、さほど煮込まないのだそうです。 違うものですね。 今日の給食
今日はハンバーガー!
すぐに食べ終わってしまいました。 子どもたちはどうだったかな。 今日の給食
残暑で消耗した体力を回復させるサンマ、「泳ぐ栄養素」言ってもいいぐらい内容が豊富で、ビタミンAで風邪予防、ドコサヘキサエン酸(DHA)で脳の老化防止に役立ちます。
日本以外にもさんまを食べる文化があります。 韓国においてさんまは「コンチ」と呼ばれ、辛味を加えた煮物にしたり、鍋に入れたりして食べられていますが、海に面した浦項(ポハン)市には、秋に獲れたさんまを潮風にさらして干した「クァメギ」と呼ばれる名産品があるそうです。いわゆる一般的な魚の干物よりも脂のノリがよく、身を割いてチョコチュジャンやにんにくスライスなどを乗せ、海苔やエゴマの葉などで包んで食べるそうです。 おいしそうですね。 今日の給食
おかずに「さつまいも」が登場。
「さつまいも」は、18世紀前半蘭学者である青木昆陽が荒地でも栽培できる作物として全国に普及させたことは有名です。さつまいもは、江戸時代からの大飢饉や戦中・戦後の食糧不足から多くの国民の命を救ったそうです。 ところで、「さつまいも」はどの植物の仲間か知っていますか? 「さつまいも」の花はある植物にそっくりです。 小学校で低学年が毎年栽培するあの植物ですよ。 そうです。〇〇〇〇ですよね。 今日の給食
今日は巨峰(きょほう)の果汁が入ったゼリーをいただきました。
ところで、巨峰は日本原産だということを知っていますか? 大井上理農学研究所の大井上康が、「石原早生」と「センテニアル」を交配させ作出した品種です。開発当初は「石原センテニアル」という名前でしたが、商品名の「巨峰」が広く知られるようになり、「巨峰」と呼ばれるようになりました。名前の由来は研究所から見える富士山の雄大な景観にちなんだそうです。 今日の給食
炒り鳥煮の中に使われていたのは「三度豆(さんどまめ)」。年に3度収穫できる豆のことを指すが、地方によって示す種が異なります。
17世紀に日本に伝わった「インゲンマメ」。明からの帰化僧・隠元(いんげん)が日本に持ち込んだとされることからこの名がついたと言われています。実際にはフジマメを持ち帰ったという説もあり、このためかどうか不明だが、関西ではフジマメをインゲンマメと呼び、インゲンマメはフジマメ、サヤインゲンは「三度豆」と呼びます。 また、九州や四国、中国地方などではインゲン豆のことを「三度豆」、東日本ではさやえんどうのことを「三度豆」と指すのが一般的のようです。 今日の給食
配膳の様子です。
今日の給食
今日のメイン料理は「タコライス」。
タコライス(英語:Taco Rice)は、タコスの具材を米飯の上に乗せた沖縄県の料理で、トマトベースのサルサをかけて食べます。1984年に沖縄県金武町で誕生したそうです。 ところで、「サルサ」とはスペイン語で「ソース」という意味です。最近、「サルサソース」という言い方を耳にしますが、私はとても違和感があります。「ソースソース」ってどういうこと?タコライスは英語。タコスはメキシコ料理だから、スペイン語。言語に統一性のない呼び名(日本でできた造語)は、意味をよく調べてみると、違和感満載の世界なのでしょうね。 今日の給食
佃煮が添えられていました。
ご飯のおともとしては、最高ですね。 佃煮で忘れられないのは、イナゴの佃煮です。 チリ共和国で暮らしているときに初めて食べました。 神奈川県から来ていた人に勧められて食べたのですが、意外に美味しかったことを覚えています。それからリピーターになりました。 今日の給食
今日のおやつに「お月見みたらし団子」がついていました。
明日土曜日は、十五夜お月さま、中秋の名月の日。 満月が昇る高さは夏に低く、冬に高くなる。春と秋は満月が低すぎず高すぎず、ちょうどいい場所にあり観測しやすいが、春は空気がかすんでいるため、くっきりとは見えない。秋は満月がのぼる高さがちょうど良く、空気も澄んでいて月をくっきりと見ることができるため、月見にぴったりの時期なのだそう。 もともと旧暦では1年を3か月毎に分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月〜9月を秋、10月〜12月を冬としており、秋の真ん中にあたる8月15日を中秋とし、その日に見える月を中秋の名月としました。今の暦で考えると約1か月後の9月中旬となるわけです。 残念ながら、月の満ち欠け(14日〜15日周期)と旧暦15日とはうまく合わないので、ほとんどの場合、中秋の名月と満月とが同日となることはありません。 今年は明日9月10日がその日となります。めずらしく満月と同日のため、真ん丸なお月さまが楽しめそうなので、お月さまを見上げてみてはいかがですか。 |
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