平和集会〜平和について自分ごととして考える〜 1
11月15日(水)平和集会が開催されました。各学年が平和学習として学んだことを、学校全体に伝えることで、より学びを深めたり、ふりかえったりすることをめあてに取り組んでいます。
低学年は、自分たちの身近なことから、平和を考えることができました。1年生は、「友だちと仲良くする」「人の気持ちや物を大切にする」ことが平和なことだと言ってくれました。 2年生は、「平和ってすてきです」という本を読み、ケンカをしても仲直りすること、優しい気持ちを持つことなど、みんなの心から平和が生まれるんだと言ってくれました。今ここにいられることが平和なことだとも言ってくれました。 中学年は、さらに自分たちの学級や学年について、平和という観点で考えました。 3年生は、国語で「ちいちゃんのかげおくり」の勉強をしました。戦争で小さな命が奪われる物語です。平和について自分たちの生活から、「平和の7箇条」を発表しました。それを、誓いとして、宣言としてがんばってほしいと思います。 4年生は、「伸ちゃんのさんりんしゃ」という絵本を読みました。原爆によって、伸ちゃんは亡くなります。その三輪車は、今も原爆資料館に展示されている実際のお話がもとになっています。4年生は、平和とは、思いやりの心を持つことだとまとめました。 高学年の5年生は、人権総合学習のテーマを「命の学習」とし、防災について深く学びました。その中で、関東大震災において、地震で多くの犠牲者を出したほか、デマにより日本に住むたくさんの朝鮮の人たちが殺されました。差別をしないことが平和につながると。また、阪神淡路大震災では、言葉や文字が通じない外国の人が避難できず困ったことから、外国の人にもわかるように外国語や絵で表すなど、一人ひとりの命を大切にすることが、平和につながると発表しました。 |
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