今日の給食肉とトマトを主な材料とするソースのことを、日本ではミートソースと呼んでいます。 日本では、50年くらい前に缶詰のミートソースが発売され人気が出ました。これが、日本にミートソースを広めるきっかけとなりました。 ミートソースは、スパゲティにかけて食べることが多いですが、今日のポテトのミートソース煮は、スパゲティのかわりにじゃがいもを使いました。 今日の給食ピラフは、米をバターで炒め、たまねぎ、肉、えび、香辛料などを加えて、スープで炊きあげた洋風のごはんです。 ピラフはトルコ料理で、もともとは「煮た米と肉」という意味のトルコ語「プラウ」「ピラヴ」という料理でした。英語やフランス語では、それを「ピラフ」と呼んでおり、日本でも、そう呼ぶようになりました。 具によって、いろいろなピラフがありますが、今日の給食は、鶏肉を使った「チキンピラフ」でした。鶏肉・たまねぎ・にんじん・エリンギをオリーブ油でいため、塩・コショウで味付けした具を米と一緒に炊き上げました。いつもはバターでいためていましたが、今日はオリーブ油で炒めました。 今日の給食今日のかぼちゃのポタージュは、かぼちゃ・にんじん・たまねぎを炒め、小麦粉とバターで作ったルウでとろみをつけ、しおこしょうで、味をつけています。肉類が入っていないので、あっさりとしています。 かぼちゃは、肌や目を丈夫にし、からだの免疫力を高めます。かぼちゃは、夏から秋が旬の野菜です。旬の時期のものは味がよく、栄養価も高いです。 今日の給食いかやえびは、特に日本人が好きなシーフードで食べる量は世界一です。どちらも体を作るもととなる質の良いたんぱく質を多く含み、肉類に比べて脂質が少ないのが特徴です。 また、タウリンという成分を含み、血圧を正常に保ったり、心臓を強くしたりする効果があります。 今日の給食のシーフードスパゲティは、いか・えびに、ベーコン・にんじん・たまねぎ・エリンギ・にんにくを入れて炒め、トマトケチャップとトマトピューレ・塩・こしょうで味つけした具にスパゲティを入れて作りました。 今日の給食今日のじゃがいものスープ煮は、じゃがいもを一口大に切り、ウィンナー・たまねぎ・にんじん・ホールコーンと一緒に、とりがらスープで煮こみ、しお、こしょうと淡口しょうゆで味つけしました。 太陽の光をいっぱいあびてスクスクと育ったじゃがいもは、エネルギーの元になるでんぷんをたくさん含んでいて、わたしたちの健康にとてもいいです。 今日の給食キーマカレーは挽き肉と野菜で作るインド料理です。 ナンなどのパンに、カレーを包んで食べます。キーマとは、インドの言葉で、「細切れ肉」または「ひき肉」という意味があり、ひき肉を使ったカレーをキーマカレーと言います。 カレーに入っているスパイスは、香りや辛み、色をつけると共に食欲を増す働きがあります。 今日の給食ひじきごはんは、鶏肉・ちくわ・うすあげ・にんじんなどいろいろな具とひじきを入れて、しょうゆ・米と一緒にたいています。 ひじきは、こんぶや、わかめ、のりと同じ海そうの仲間です。海そうには、「おなかの中をきれいにそうじして、ガンにかかりにくくする」と言われる食物せんいや、「骨や歯をつくり、じょうぶにする」カルシウム、「血をつくるもととなる」鉄分などのミネラルが多く含まれています。 中でも、ひじきには、鉄分が多く含まれています。また、牛乳の13倍ものカルシウムが含まれています。このように、ひじきには、体をつくるために必要な栄養素が多く含まれています。 今日の給食フランス語でポタージュとは、深い鍋に肉や野菜を煮込んだスープを指しますが、日本では、スープ類の中で、トロミのついたものをポタージュスープ、澄んだものをコンソメスープと呼んでいます。 給食のポタージュスープは、肉類や野菜をいため、小麦粉とバターで作ったルウでトロミをつけ、塩・こしょうで味をつけています。 今日の給食洋風ふくめには、鶏肉・ベーコン・えび・じゃがいも・たまねぎ・にんじんを、とりガラスープで煮込み、塩、こしょうで味つけをして、パセリを仕上げに入れて作っています。じゃがいもがほっこりとして、あっさりとしていて美味しい献立です。 食材であるじゃがいもは、デンプンだけでなく、ビタミンやカリウムも多く含んでいます。特に、ビタミンCが多く、じゃがいものビタミンCは、デンプンに保護されているので、加熱してもへりにくいです。洋風ふくめには、赤・黄・緑の食品がそろっていて、栄養たっぷりです。 今日の給食「あげパン」は、大人気メニューの一つです。栄養的にはカロリーが非常に高い食品で、戦後、お金をかけずに子どもたちの栄養状態を、何とかよくしようと考え、作られたものです。 昔から、給食の定番メニューとして親しまれてきていますが地域によっては、きなこやココアで味付けしているものもあるそうです。 また、あげパンが給食のメニューにない地域もあるそうです。 大東市のあげパンは、給食室で調理員さんが実際に作っています。 コッペパンを油で揚げて、温かい内に砂糖をまぶしてでき上がりです。 今日の給食カレーシチューは、ベスト3に入る給食の人気献立です。 本場のインドのカレーと給食のカレーとは、かなり違っています。 昔、イギリス人がインドの食文化であるカレーをイギリスに持ち帰り、自分たちの好みにあう欧風シチューのようにアレンジしました。そのカレーが、日本に入ってきて、私たちがよく食べているカレーとなっています。 今日の給食やきスパゲティは、ちくわと豚肉、にんじん、キャベツ、玉ねぎを炒め、ウスターソース・とんかつソースで味付けしスパゲティとあわせています。 やきそばとほとんど同じ具で、同じ作り方ですが、中華そばのかわりに、スパゲティを使っています。 給食では、中華そばを炒めて温度を上げようとすると焦げてしまうので、ゆでたての熱いスパゲティを入れて仕上げています。ちくわは、魚のすり身に調味料を加えて、棒に巻きつけ焼いたものです。白身の魚を原料とするので、消化の良いたんぱく質が含まれています。 今日の給食夏野菜のカレーシチューは、いつものじゃがいものかわりに夏野菜のかぼちゃとなすを入れました。夏野菜は、暑い夏にのぼせた体を調整する働きがあります。 カレーに入っているスパイスは香りや辛み、色をつけると共に食欲を増す働きがあります。 苦手な野菜もカレーに入っていれば、食べやすくなります。 よく煮込まれていて、味がまろやかになり、とてもおいしかったです。 今日の給食デニッシュパンは、デンマーク産のパンで「デニッシュ・ペストリー」という呼び方もあります。 デニッシュとはデンマークの〜」という意味で、ペストリーは生地をパイ状に焼いた物をさします。パン生地を薄く延ばし、バターやマーガリンを塗り込み、何重にも重ね巻き込むことを数回くり返して出来ています。数回繰り返すことで、サクサクの食感やバターの風味のあるおいしいパンです。 今日の給食あんかけ麺は、豚肉、はくさい、にんじん、たまねぎ、たけのこなど色々な材料が入っています。 豚肉を土しょうがで炒め、野菜を加え調味して、かたくり粉でとろみをつけた八宝菜のような具に、パリパリした袋めんを入れて食べました。食べる時のコツとして、袋を開ける前に少しもみほぐすと食べやすい長さになります。 今日の給食ナゲットとは、英語で「金の塊」という意味です。 細かくした鶏肉やいか・えびを塊にして衣をつけて揚げたものが、金の塊のようにみえることから、ナゲットと名づけられました。 今日の、お魚ナゲットは、スケソウダラのすり身と玉ねぎをナゲットにしています。 スケソウダラは、体の調子を整えるビタミンやミネラル、肉や骨・血液の素になるたんぱくしつなどの栄養をバランス良く含んでいます。すり身は、かまぼこやさつま揚げなどに使われています。卵は「たらこ」になります。 今日の給食かやくご飯は、おもに関西地方での呼び方で、炊き込みご飯や五目ご飯のことをさします。 「かやく」とは、「加薬」と書き、もとは漢方薬の言葉で、おもな材料のほかに、薬の効果を高める目的で加えられる、補助的な材料のことをさします。そこから、主な食材を引き立てる副材料ということで、うどんやご飯などに入れる具を「かやく」と呼ぶようになり、五目ご飯のことをかやくご飯と呼ぶようになりました。 給食では、鶏肉・ちくわ・薄揚げ・こんにゃく・にんじん・ごぼうなどいろいろな具を入れて、しょうゆ・米と一緒に炊いています。 今日の給食チリソースは、トマトソースの中に唐辛子、塩、スパイス、さとうなどを入れたもので赤唐辛子の辛味とさとうの甘味、トマトの酸味が、うまく調和したおいしいソースです。 チリソース煮の「チリ」とは、唐辛子のことです。唐辛子の仲間は、世界で3000品種ぐらいあると言われハバネロやタバスコなどのたいへん辛いものから、パプリカやピーマンのように全く辛味のないものまで、さまざまな種類があります。辛味の成分は、汗を出し、食欲を高める効果があります。 今日の給食松葉開きとは、魚の開き方の一つです。しっぽの部分を残して、中骨だけを切り取る魚の開き方をさします。骨だけを取り除くことであじを一匹まるごと食べることができます。 あじの種類には、「まあじ」「むろあじ」「しまあじ」などがあります。どれも味にくせがなく、刺身やたたき、寿司、酢の物など、生で食べたり、焼き物や天ぷら、フライ、煮付けなど加熱して食べたりしても、とても美味しい魚です。 今日は、松葉開きにしたあじにパン粉をつけて、フライにしました。 今日の給食今日の青菜わかめごはんは、乾燥させたわかめ・広島菜・水菜・大根葉を混ぜ合わせて味つけしたものを給食室で、お米といっしょに炊いています。 わかめには、ヨウ素がたくさん含まれていて、イライラするのを防いで、体や気持ちを元気にします。 広島菜は、広島県で多く作られていて、漬物によく使われます。水菜は、寒さに強く、冬から春先にかけての野菜として食べられています。 大根葉は、スズシロと呼ばれ、春の七草のひとつです。お店で売られている大根には、葉がついていないのが多いですが、葉の部分にも栄養があります。 青菜は、ビタミンC、ビタミンB2 、カロテンやミネラルの多い、緑黄色野菜です。お肌をきれいにし、かぜをひきにくくします。 |
|