今日の給食ゴーヤとは沖縄地方の方言で「にがうり」のことです。九州南部、沖縄地方で生産され、健康野菜として人気を集めています。鮮やかな緑とくせのある味から緑黄色野菜と思われがちですが、カロテン量が意外に少なく淡色野菜です。またゴーヤが苦いのは、種が十分に熟す前に、動物に食べられないための知恵とも言われています。 今日はごはんの上にタコライスとチーズをのせて食べてくださいね。 今日の給食すだちはレモンと比べて、カルシウムが約2.5倍、カリウムが約2.5倍、ビタミンAが豊富に含まれています。すだちはアルカリ性食品で、クエン酸が多く含まれているので、体内の新陳代謝を盛んにして、血液を新しくする力があります。そのため疲労回復に効果があります。また、すだちに含まれているカリウムには、体内の塩分を排出させる効果があります。今日はすだちを使ったゼリーが給食のデザートに出ますよ。 今日の給食オイスターソースは、その名の通りオイスター=牡蠣が原材料です。牡蠣を茹でた煮汁を濃縮して砂糖や塩、カラメルなどを加えて作る中国広東省が発祥の調味料です。日本では「牡蠣油」とも呼ばれています。色は茶色に近い黒色、とろみのある液体で、牡蠣独特の風味やコク、甘みがあります。肉や魚介類、野菜、豆腐など、さまざまな食材と相性がよく、いろいろな料理に活用できる調味料です。今日の給食では、豚肉と野菜を炒めてオイスターソースで味付けしています。 今日の給食大根はその部位によって、辛みや甘みが異なるのを知っていますか?葉っぱ側(上部)は辛みが弱めで、一番甘みがあるのでサラダなどの生食や漬物に向きます。大根おろしでも辛みが少なく食べやすいです。中央部分は、上部同様に辛みが弱めで、甘さもあり、柔らかいので何にしても美味しいです。根っこ側(先端)は、辛みやアクが強く、水分も少なめなので、みそ汁の具や漬物に向きますが、大根おろしにすると辛さが際立ちます。今日の給食では、鯖の上にのっていますよ。 今日の給食キャベツには、食物繊維をはじめ、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。またキャベツ特有の成分として、ビタミンUが挙げられます。ビタミンUは、キャベツから発見されたため別名❝キャベジン❞とも呼ばれている成分です。キャベジンには胃の粘膜を保護し、胃腸の粘膜の新陳代謝を促進するはたらきがあり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や治療に用いられています。 今日はバーガーパンに豚かつとボイルキャベツをはさんで食べてくださいね。 今日の給食さつまいもは、エネルギーのもととなる「糖質」を多く含み、エネルギー代謝に必要な「ビタミンB6」、抗酸化作用をもつ「ビタミンC」や「ビタミンE」、余分な塩分の排出を助ける「カリウム」などの栄養素を含んでいます。またさつまいもを切った時に断面から出る白色の液体は、「ヤラピン」という成分で、整腸作用を高め、「食物繊維」との相乗効果が期待できますよ。 今日の給食チリコンカーンとは、メキシコ料理が由来のアメリカ南部テキサス州発祥とされる郷土料理です。チリコンカンという料理名は「チリ(唐辛子)とカルネ(牛肉)」を意味する「チリ・コン・カルネ」というスペイン語が語源とされています。冷蔵庫がなかった時代に鮮度が落ちた肉を調理する方法として、臭み消しのハーブや香辛料を加えて煮込んだのがはじまりだといわれています。 今日の給食給食では毎日牛乳がつきますが、毎日飲んでいますか?給食で毎日牛乳がつくのは、成長期のみなさんが必要なカルシウムを摂取するためです。骨の強さに関わる「骨量」は、成長期の10代に急激に増加し、20〜30代で最大になるとその後はだんだんと減少していきます。将来にわたって丈夫な骨を保つにも、毎日牛乳を飲んで、今のうちに「骨貯金」をしておきましょう。 今日の給食旧暦の8月15日は十五夜、または中秋の名月と呼ばれ、満月を楽しむお月見の日とされています。秋の収穫時期と近いため、豊作への感謝を伝える行事となりました。収穫できた農作物を供える風習から、稲穂に見立てたすすきやさつまいもや里芋を供えるようになりました。月見団子は里芋に見立てて供えるようになったといわれています。今年は今日がお月見です。給食でも月見団子が出るので味わって食べてくださいね。 あと今日のハンバーグはうさぎの形をしていますよ。 今日の給食回鍋肉の名前の由来は、中国語で「回【ホイ】」は「戻す」という意味があり、最初に肉を煮て火を通してから「鍋【グオ】」に戻す。そして「肉【ロウ】」を炒めるということで、一度調理した食材を再び鍋に戻して調理するという作業手順から名付けられました。 中国では回鍋肉にキャベツを入れず、「葉ニンニク」を使うことが一般的ですが、日本では入手しにくく、しかも高価であることからキャベツが代用されたといわれています。 今日の給食レモンは、ビタミンCの含有量が1個あたり約100mgと柑橘類の中ではトップクラスで、優れた抗酸化作用があり、風邪予防や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。さらに、コラーゲンの生成を助ける働きがあり、美肌効果も期待できる女性に嬉しい果物です。また、疲労回復に効果が期待できるクエン酸や皮にはポリフェノールも含まれています。今日は揚げ鶏に加えることで、さっぱりと食べることができますよ。 今日の給食卯の花とは、おからの別称です。おからは、豆腐を大豆から作り出す際に出るもので、豆乳をしぼったあとに残ったものです。日本をはじめ、豆腐を食べる文化がある、中国や韓国など、東アジアの地域では、一般的な食品です。豆腐や豆乳を作った後に出るものということもあって、比較的安価に入手できるうえ、食物繊維が豊富なことでも知られています。 今日の給食ジャムは果物に砂糖を加え、加熱濃縮することによって果物の水分を砂糖に置き換え、酸とペクチンによってゼリー化したものです。果物は生で食べてもおいしいのですが、はちみつや砂糖で煮込むと生とは違う風味がでて、別のおいしさになり、日持ちもするようになります。ヨーロッパでは日本の漬物のように、昔から地域の風土にあったジャムが生まれ、長い歴史があります。今日はいちごのジャムがでるので、食パンにつけて食べてくださいね。 今日の給食こんぶ豆の原料は、大豆と昆布です。大豆の一粒には、さまざまな栄養が詰っていて、たんぱく質をはじめ、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの含有量が多いのが特徴です。その一方で、大豆にはコレステロールが全く含まれていないことも分かっています。あと大豆は肉に匹敵するほど豊富なたんぱく質を含み、「畑の肉」という別名も持っています。残さずに食べてくださいね。 今日の給食今日のささみカツは、米粉を使って作られています。米粉とは、その名のとおり、お米(うるち米やもち米)を粉状にしたものです。古くは奈良時代からお団子やせんべい、和菓子などの材料として使われてきました。米粉にはうるち米から作る「上新粉」やもち米から作る「白玉粉」などさまざまな種類があります。ささみフライは一般的には小麦粉を使用していますが、米粉を使うことで小麦アレルギーの人も食べることができます。 今日の給食今日の給食餃子といえば、三日月のような半円形が特徴です。これは、中国のお金が半円形だったことに由来しています。福を呼ぶという目的で、昔の中国で使われていた半円形のお金を模して作られたそうで、餃子は縁起の良い食べ物とされてきました。春節には長寿を願い食され、大みそかには年越し餃子を食べる習慣があり、中国の食文化において、餃子はなくてはならないものだそうです。 今日の給食にんにくに含まれている「アリシン」は、にんにくの刺激的な香りの元になる成分です。刻んだり、すりおろしたりして、にんにくを傷つけることで発生します。アリシンは強い抗菌作用や抗酸化作用を持ち、エネルギー代謝に深く関わるビタミンB1の吸収を高めるので、疲労回復を助けると言われています。そのほか、血液をサラサラにして血行を良くしたり、循環器系の機能をサポートする役割もあります。 今日の給食チンゲン菜は、中国が原産のアブラナ科に分類される野菜で、旬の時期は春と秋ごろです。シャキシャキとした食感とほのかな甘味が美味しい野菜で、炒め物や煮物などさまざまな料理に活用できます。βーカロテンやビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化作用の高い成分が豊富で、アンチエイジングや生活習慣病予防にも効果が期待できます。また、カルシウムや鉄などのミネラルも豊富に含まれており、栄養価の高い野菜です。残さずに食べましょう。 今日の給食かつおそぼろは、かつおの缶詰で作っています。かつおは魚介類の中でも栄養価が高く、低脂肪・低カロリーなのに高たんぱくで、動脈硬化の予防に役立つEPAやDHAも含まれています。鉄分もトップクラスの含有量で、ナイアシンやビタミンB群も豊富に含まれており、エネルギーの代謝を促してくれます。血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、肝臓の解毒能力を強くするタウリンも豊富です。栄養たっぷりの「かつおそぼろ」をごはんにのせて食べてくださいね。 |
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