今日の給食回鍋肉の名前の由来は、中国語で「回【ホイ】」は「戻す」という意味があり、最初に肉を煮て火を通してから「鍋【グオ】」に戻す。そして「肉【ロウ】」を炒めるということで、一度調理した食材を再び鍋に戻して調理するという作業手順から名付けられました。 中国では回鍋肉にキャベツを入れず、「葉ニンニク」を使うことが一般的ですが、日本では入手しにくく、しかも高価であることからキャベツが代用されたといわれています。 今日の給食レモンは、ビタミンCの含有量が1個あたり約100mgと柑橘類の中ではトップクラスで、優れた抗酸化作用があり、風邪予防や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。さらに、コラーゲンの生成を助ける働きがあり、美肌効果も期待できる女性に嬉しい果物です。また、疲労回復に効果が期待できるクエン酸や皮にはポリフェノールも含まれています。今日は揚げ鶏に加えることで、さっぱりと食べることができますよ。 今日の給食卯の花とは、おからの別称です。おからは、豆腐を大豆から作り出す際に出るもので、豆乳をしぼったあとに残ったものです。日本をはじめ、豆腐を食べる文化がある、中国や韓国など、東アジアの地域では、一般的な食品です。豆腐や豆乳を作った後に出るものということもあって、比較的安価に入手できるうえ、食物繊維が豊富なことでも知られています。 今日の給食ジャムは果物に砂糖を加え、加熱濃縮することによって果物の水分を砂糖に置き換え、酸とペクチンによってゼリー化したものです。果物は生で食べてもおいしいのですが、はちみつや砂糖で煮込むと生とは違う風味がでて、別のおいしさになり、日持ちもするようになります。ヨーロッパでは日本の漬物のように、昔から地域の風土にあったジャムが生まれ、長い歴史があります。今日はいちごのジャムがでるので、食パンにつけて食べてくださいね。 今日の給食こんぶ豆の原料は、大豆と昆布です。大豆の一粒には、さまざまな栄養が詰っていて、たんぱく質をはじめ、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの含有量が多いのが特徴です。その一方で、大豆にはコレステロールが全く含まれていないことも分かっています。あと大豆は肉に匹敵するほど豊富なたんぱく質を含み、「畑の肉」という別名も持っています。残さずに食べてくださいね。 今日の給食今日のささみカツは、米粉を使って作られています。米粉とは、その名のとおり、お米(うるち米やもち米)を粉状にしたものです。古くは奈良時代からお団子やせんべい、和菓子などの材料として使われてきました。米粉にはうるち米から作る「上新粉」やもち米から作る「白玉粉」などさまざまな種類があります。ささみフライは一般的には小麦粉を使用していますが、米粉を使うことで小麦アレルギーの人も食べることができます。 今日の給食今日の給食餃子といえば、三日月のような半円形が特徴です。これは、中国のお金が半円形だったことに由来しています。福を呼ぶという目的で、昔の中国で使われていた半円形のお金を模して作られたそうで、餃子は縁起の良い食べ物とされてきました。春節には長寿を願い食され、大みそかには年越し餃子を食べる習慣があり、中国の食文化において、餃子はなくてはならないものだそうです。 今日の給食にんにくに含まれている「アリシン」は、にんにくの刺激的な香りの元になる成分です。刻んだり、すりおろしたりして、にんにくを傷つけることで発生します。アリシンは強い抗菌作用や抗酸化作用を持ち、エネルギー代謝に深く関わるビタミンB1の吸収を高めるので、疲労回復を助けると言われています。そのほか、血液をサラサラにして血行を良くしたり、循環器系の機能をサポートする役割もあります。 今日の給食チンゲン菜は、中国が原産のアブラナ科に分類される野菜で、旬の時期は春と秋ごろです。シャキシャキとした食感とほのかな甘味が美味しい野菜で、炒め物や煮物などさまざまな料理に活用できます。βーカロテンやビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化作用の高い成分が豊富で、アンチエイジングや生活習慣病予防にも効果が期待できます。また、カルシウムや鉄などのミネラルも豊富に含まれており、栄養価の高い野菜です。残さずに食べましょう。 今日の給食かつおそぼろは、かつおの缶詰で作っています。かつおは魚介類の中でも栄養価が高く、低脂肪・低カロリーなのに高たんぱくで、動脈硬化の予防に役立つEPAやDHAも含まれています。鉄分もトップクラスの含有量で、ナイアシンやビタミンB群も豊富に含まれており、エネルギーの代謝を促してくれます。血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、肝臓の解毒能力を強くするタウリンも豊富です。栄養たっぷりの「かつおそぼろ」をごはんにのせて食べてくださいね。 今日の給食シャキシャキとした食感が美味しいもやしは、特定の野菜の名前ではなく、豆や米、麦などの種子を水に浸して日光を遮断し、発芽させた若芽の総称のことです。もやしには「緑豆もやし」「大豆もやし」「ブラックマッペもやし」の3種類があります。もやしは全体の約90%以上が水分でできていることから「栄養がない」といわれることもありますが、実はカリウムやビタミンB、食物繊維などの栄養素が含まれていますよ。 今日の給食お魚ナゲットの原料は「エソ」という魚と玉ねぎです。「エソ」は白身で質も良く、美味しい魚ですが、硬い小骨が多く、三枚におろしてもそのままでは小骨だらけで、また骨切りしても小骨自体が太くて硬いため、すり身にしてから調理されています。くせのない淡白な味で歯ごたえも良いため、最高級品として重宝されている魚です。味わって食べてくだいね。 今日の給食1か月以上ぶりの給食が始まりました。夏休み中は3食しっかり食べて、牛乳も飲んでいましたか? 今日の給食には「のり」がついています。「のり」は大変栄養豊富な食べ物で「海の野菜」と呼ばれることもあります。野菜が土から栄養を取って育つのと同じように、海苔は海水の中でさまざまな栄養を吸収して育ちます。そのため、海の恵みをギュッと凝縮したように栄養豊富な食べ物です。ご飯を巻いて食べてくださいね。 今日の給食小松菜とほうれん草は見た目がよく似ていますが、みなさんは見分けることができますか?一番の違いは、ほうれん草は根元が赤くなっているところです。また、小松菜の茎は太く淡い緑色をしているのに対して、ほうれん草の茎は細く小松菜よりも濃い緑色をしていることも特徴です。葉についても、小松菜の葉は丸みを帯びた形をしていますが、ほうれん草は先が細くなっています。スーパーに行った時は見比べてくださいね。 今日が1学期最後の給食です。明日の終業式が終わると、長い夏休みに入りますね。夏休み中も規則正しい生活を心掛けて、毎日朝食を食べてくださいね。あと牛乳も毎日飲むように心掛けて、楽しい夏休みを過ごしてください。 今日の給食八宝菜の「八」は、8種類という意味ではなく「たくさん」という意味があります。また「菜」は「おかず」という意味です。なので、八宝菜は「たくさんの宝を集めたようなおいしいおかず」ということになります。 給食の八宝菜も、白菜や玉ねぎ、たけのこなど、たくさんのおいしい材料を使って作っています。今日の八宝菜は8種類の材料が入っています。数えてみてくださいね。 今日の給食鯖のみそ煮は、鯖の切り身を味噌などの調味料で煮込んだ日本の魚料理です。味の濃い味噌と砂糖、酒、みりん、生姜などで鯖を煮込んで作ります。味噌で煮ることにより鯖の強い臭みが消える効果があり、濃いめの味付けのため白米との相性が良いおかずです。 今日の給食ヤンニョムチキンは、香ばしく揚げたフライドチキンにコチジャンやにんにくなど使った調味料を絡めて甘辛く味付けをした肉料理です。ヤンニョムは、韓国の合わせ調味料で、漢字では「薬念」と表され、赤くドロッとした質感が特徴で、韓国料理において欠かせない存在です。「薬」という字が使われている背景には、ヤンニョムに使用される塩がかつては薬のように貴重だったことが影響しています。 今日の給食キーマカレーの「キーマ」は、ヒンディ語やウルドゥー語で「細切り肉」や「ひき肉」という意味の言葉です。すなわちキーマカレーというのは、ひき肉を使ったカレーを表しています。キーマカレーとドライカレーは似ていますが、キーマカレーはインド料理の一つで、ドライカレーは日本で独自の進化を遂げた日本発祥のカレーです。今日のキーマカレーには夏野菜の茄子も入っていますよ。 今日の給食いそ煮に入っている「ひじき」には、葉の部分を集めた「芽ひじき」、茎の部分を集めた「長ひじき」があり、今日の給食には芽ひじきが使われています。ひじきは、カルシウムや食物繊維、マグネシウム、鉄などが特に豊富です。 ひじきを漢字で書くと「鹿尾菜」と書きます。見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところからきていると言われています。 |
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