今日の給食ヤンニョムチキンは、香ばしく揚げたフライドチキンにコチジャンやにんにくなど使った調味料を絡めて甘辛く味付けをした肉料理です。ヤンニョムは、韓国の合わせ調味料で、漢字では「薬念」と表され、赤くドロッとした質感が特徴で、韓国料理において欠かせない存在です。「薬」という字が使われている背景には、ヤンニョムに使用される塩がかつては薬のように貴重だったことが影響しています。 今日の給食キーマカレーの「キーマ」は、ヒンディ語やウルドゥー語で「細切り肉」や「ひき肉」という意味の言葉です。すなわちキーマカレーというのは、ひき肉を使ったカレーを表しています。キーマカレーとドライカレーは似ていますが、キーマカレーはインド料理の一つで、ドライカレーは日本で独自の進化を遂げた日本発祥のカレーです。今日のキーマカレーには夏野菜の茄子も入っていますよ。 今日の給食いそ煮に入っている「ひじき」には、葉の部分を集めた「芽ひじき」、茎の部分を集めた「長ひじき」があり、今日の給食には芽ひじきが使われています。ひじきは、カルシウムや食物繊維、マグネシウム、鉄などが特に豊富です。 ひじきを漢字で書くと「鹿尾菜」と書きます。見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところからきていると言われています。 今日の給食チョコレートの主成分は「カカオ豆」です。カカオ豆をすりつぶした「カカオマス」に更にカカオ豆から搾り取られた「カカオバター」を加えて糖分やミルクを加えて作られます。 カカオ豆には、ポリフェノールがたっぷり含まれていて、動脈硬化などさまざまな病気の原因と言われる活性酸素を抑制する働きがあり、生活習慣病の予防に効果的といわれています。 今日の給食コーン(とうもろこし)は、身体のエネルギーになる炭水化物を主として、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン群、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。特に食物繊維の量は他の野菜や穀物と比べても、多く含まれている食品です。 今日の給食七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事です。毎年7月7日の夜に、願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りする習慣が今も残っています。 今日の給食は七夕献立として、食缶に入った汁物には星形のかまぼこが入っていて、デザートには七夕ゼリーがついていますよ。 今日の給食ねぎには、大きく分けて2つの種類があり、根元の白い部分を食べる「根深ねぎ」と、緑色の葉の部分を食べる「葉ねぎ」です。根深ねぎとは一般的に「白ねぎ」や「長ねぎ」と呼ばれ、鍋物などで食べられています。葉ねぎは長ねぎよりも細かくて小さく、「青ねぎ」「小ねぎ」「万能ねぎ」などとも呼ばれています。今日の鶏ねぎ丼には葉ねぎが使われていますよ。 今日の給食キムチに含まれるカプサイシンは発汗による脂肪燃焼だけでなく、辛さによる食欲増進効果もあります。豚肉に含まれるビタミンB1が疲労回復させ、キムチに含まれるニラやにんにくがビタミンB1の吸収を高めてくれるので、食欲を落としがちな夏にはおすすめの料理です。残さず食べて夏バテを予防しましょう。 今日の給食チーズに多く含まれているカルシウムは、骨の成長に欠かせない栄養素で、成長期のみなさんには大切な栄養素です。「牛乳を飲むとおなかの具合が悪くなる」という人もいますが、それは牛乳に含まれている乳糖が原因で、チーズは作られるときに乳糖が乳酸菌の栄養源になるため牛乳より少なくなるので、安心して食べてカルシウム補給できると思いますよ。 今日の給食豚肉はビタミンB群を豊富に含み、その中でビタミンB1は食品の中でもトップクラスです。ビタミンB1は、ご飯やパンなどの糖質を体内で燃やしエネルギーへ変えるために必要な栄養素です。ビタミンB群は疲労回復のビタミンと呼ばれ、筋肉に乳酸が溜まるのを防いでくれるため、疲れやすい方やスポーツなど活動量が多い人は、より意識して摂取しましょう。 |
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