「ボイス」とは…

学校と家庭の橋渡し的な役割(中間的存在)を担い、 子どもたちに対する学習・生活・遊び等の場と機会を提供することで、 学校への復帰や将来的な社会的自立をめざし、支援する場所です。

(人間関係の悩みなどさまざまな理由により、学校に行くことがつらくなってしまった子どもたちや、 学校に行きたくても行けない、気持ちがしんどい子どもが集う安心できる場です。)

学習活動

・本人の学習意欲に重点を置いた自主活動を基本とし、助言を中心に支援します。
 ・学習に必要な教材として市立小中学校の共通教材「ステップアップ学習」を活用します。
 ・学校の教材や家庭学習教材等を持ち込むこともできます。
 ・学習面に不安のある児童生徒に対しては、復習や学びなおしのサポートをします。

自主活動

・対象となる児童生徒の様子に合わせて、柔軟に対応します。
 ・児童生徒が考えた内容を大切にし、自主的な活動として実施します。
 ・目標設定が苦手な児童生徒に対しては、デイリーダー、スタッフが一緒に考えます。
 ・自主活動の中で、児童生徒の個性や性格傾向の分析を行い、サポートします。

グループ活動

・小さな集団を基本として活動します。
 ・小さな集団から、人間関係の在り方を学んでいきます。
 ・ゲーム等の活動を通して仲間とのコミュニケーションを図ります。
 ・ソーシャルスキルトレーニング等の手法も取り入れて活動します。

学校との連携

・児童生徒の入所が決定後、手続きを行います。
 ・毎月、登所状況報告を教育委員会から校長宛に送付します。
 ・学校と学習内容等を共有します。

包括的な支援体制作り

・「ボイス」に通っている児童生徒の保護者がデイリーダー、スタッフやスクールカウンセラー等と連携するために情報交流会を開催します。
 ・情報交流会は学校教職員も参加することができます。
 ・児童生徒の状況に合わせて、適時、相談活動や訪問支援等も行います。
 ・児童生徒の状況に合わせて、学校教職員やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等と連携します。