夜間中学生との交流【最終章】
- 公開日
- 2009/11/19
- 更新日
- 2009/11/19
2年生
この写真は、守口夜間中学校の生徒さんが作られた詩です。
わたしはやかんちゅうがくせい
夕方になったらいそいそよういします
むすめに「ほんまにすきやねんなあ」いわれもって
むすこに「えらいふしぎやなあ」いわれもって
うきうきわくわく学校へきます
「学校いってんねん」しってる人にせんでんします
よみかきでけへんこともどれだけくろうだったか
いきがとまるほどかなしいことがあった
はぎしりするほどくやしいこともあった
心のなかには雨の日がおおかった
いまは 小さい空に日がさしたように
一文字おぼえるたびにせかいがひろがります
みちをあるいているとき はりがみをみたとき
びょういんにいったとき やくしょへいったとき
しごとをするとき しょめいかくとき
エンピツもつのがたのしい
わすれてきくのもまたたのしい
学校きてるときはわたしだけのじかん
いまとむかしの二ばいぶんのじかん
とりもどしていってだんだん
わたしは わかくなっていくようです
よむことかくことしることはわたしのかつりょく
雨がふってもかぜがつようても 学校へきます
きょうも かいた 文字が
ないてます わろうてます おこってます
この詩を読んで
みなさんはどう考えますか?