6年生 人権総合学習1
- 公開日
- 2024/10/16
- 更新日
- 2024/10/16
6年生
10月16日(水)、今日は校内授業研究会として6年生が人権教育の研究授業を行いました。
多様性として尊重されるべき「ちがい」と、差別につながっていく見過ごしてはならない「ちがい」について気づくことが学習の目標です。
「日本では食事の時にハシを使うが、インドでは指を使う。」「Sホテルには車椅子用のスロープがあるが、Mホテルにはない。」など5つの「ちがい」の項目について、子どもたちはあらかじめ「あって良いちがい」か「あってはいけないちがい」か考えてきました。そしてその理由も含めて、班の友だちと意見を交流しました。
「10歳のAさんは毎日学校に行っているが、世界には10歳でも学校に行けず、働かなければ生きていけない子もいる。」という「ちがい」には、はじめはそういう国もあるからしかたがないと考えていた子も、実際に目の前にそういう2人の子がいると想像したら、やはり「あってはいけないちがい」と思ったという友だちの意見を聞いて、「そうだ!」と思い、考えが変わった子もいました。
私たちが「あたりまえ」と思っていることも、「思い込み」による偏見を生み、差別につながっていくこともあります。そのことに気付くことができた学習でした。