学校日記

3年生 視覚障がい者理解教育2

公開日
2024/02/08
更新日
2024/02/08

3年生

雑賀先生は自己紹介をされて、特技は暗算3段と視覚障がい者の方の大阪府のオセロ大会で2度も優勝されたことです。視覚障がいの方のオセロ盤は特別な仕様になっていて、盤のマス目のところが回転してつるつる面の白丸と凸凹面の黒丸と少しへこみのある緑面になっていて、実物を見せてもらった子どもたちも驚いていました。

「視力を失っていてもラッキーなことがある」とのお話では、「部屋が真っ暗でも生活できること」や「大勢の人の前でもあがることなく話すことができる」とのことでした。そして、困ることはやはり「移動すること」と「情報を得ること」です。それを補うためにいろいろな機器が開発されていることと、白杖で移動す時の工夫なども教えてもらいました。

自転車に乗っていて、目の前に白杖を持って歩いて来られる方がいたら、自転車から降りてその方にぶつからないようによけることや、道路や駅などの施設に黄色い点字ブロックがあった時には、その上に荷物を置いたり、そこで立ち止まったり、そこに座ったりしないことも教わりました。