児童集会「いじめについて」
- 公開日
- 2025/05/19
- 更新日
- 2025/05/19
校長日記
今日、児童集会の校長講話で「いじめ」について話をしました。
「無視する」「仲間はずれにする」「嫌なあだ名をつける」「持ち物を勝手に取ったり、隠したり、壊したりする」などは、いじめであると話しました。
これらに共通するのは、「相手が嫌な気持ちになっている」ということ。
やった側は「遊びのつもり」とか、「ちょっといじっただけ」であっても、相手が傷ついていれば「いじめ」です。
いじめをしないことはもちろんのこと、いじめを見たり聞いたりしたら止める。止めるのが難しかったら、先生や家族に相談することで、いじめられている人はもちろんのこと、いじめている人にもいじめがダメだと気付くことにつながります。
みなさん一人ひとりは、この世でたった一つの、唯一の存在。みんなが大切にされる権利「人権」があり、法律で「人権」が守られるようになっている。
だから、自分を大切に。周りの人も大切にして、素敵な南郷小学校にしていこう。
と話をしました。
まだまだ、発展途上の子どもたち。うまく気持ちがコントロールできなかったり、上手に自分の気持ちを伝えることができなかったりします。
そのような子どもたちが、毎日、集団生活を送っている学校。残念ながらいじめをゼロにすることは難しいです。
ですが、いじめによって辛い思いをしている子どもたちを見逃さず、ていねいに寄り添い、子どもの成長とともに解決していくことは、私たち教員をはじめ、大人の使命であると思っています。
5月。クラスにも慣れてきて、トラブルが多くなるこの時期。
保護者のみなさまと協力しながら、お子さまの成長に寄り添っていきたいと思っています。