学校日記

6年「道徳」(情報モラル)

公開日
2024/09/12
更新日
2024/09/12

校長日記

6年生は道徳の授業で、教材にあるエピソードから「差別のない社会にするには?」というテーマで考えました。子どもたちは問いについて、自分の意見を持ち、クラス全体で交流していきます。

問い1「差別がなぜ生じるのか?」では、

「自分と同じ意見ばかりに、『いいね』がつくことで正しいと思ってしまう。」
「相手の良くないところが生まれると怒りや憎しみがうまれ、差別が生じる。」
「自分のことしか考えてないから。」
「自分にとっての普通と違うから。」
「相手の気持ちに寄り添えず、自分だけが正しいと思っているから。」
「相手の立場に立てないから。」
「自分に都合のよいように考えるから。」

などが意見として出ました。

問い2「差別のない社会にするためにどうすればいいか。」では、

「相手の気持ちに寄り添う。」
「言われてる人の気持ちを考える。」
「みんながみんなのことを思う。(思いやり)」
「誰にでも優しく接する。」
「一人一人が別の考え方がないか慎重に考える。」
「人それぞれ感じ方、考え方、くらしが違うことを受け入れる。」
「お互いのことを思う気持ち。」
「自分勝手にしない。」
「他人の意見も考える。」
「自分ことばかり考えすぎない。」
「自分がなんでも正しいと思わない。」
「相手の気持ちを大切にする。」
「共感する気持ちを持つ。」
「自分も含めて一人ひとりを大切にする。」

など、実に多様でそれぞれがとてもいい意見でした。

先生からは、
「実際の行動に移せるといいですね。」
と優しく声をかけていました。

最後に、差別や偏見が起こるしくみとして「フィルターバブル現象」「エコーチェンバー現象」について知り、今日の学びを振り返りました。

ネット社会では、この2つの現象が起こりやすくなっています。
差別や偏見が起こるしくみをしっかり学び、自分も相手も傷つかない社会にしていきたいですね。